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[E3 2012]Razerブースに新作マウス「Razer Taipan」と「MechWarrior Online」専用コントローラが出展
Razer Taipan
Razer Taipanは,左右対称型のワイヤードマウスだ。2012年7月に79.99ドルでの発売が予定されている。
搭載ボタンは左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,ホイール手前×2,左サイド×2,右サイド×2の計9ボタン。製品情報ページには「9 PROGRAMMABLE BUTTONS」とあるので,すべてのボタンの割り当てを変更できるのだと思われる。
サイズは公称63(W)×124(D)×48(H)mm,重量は同95g(ケーブル重量を含むかは未公開)。若干縦長な印象の中型マウスといったところだろうか。製品写真を見てもらえれば分かるとおり,左右サイドがくびれた形状になっている。
搭載するレーザーセンサーは,フラグシップモデル「Razer Mamba 2012」と同様の「4G Dual Sensor」だ。このセンサーは,メインのレーザーセンサー+サブの光学センサーによって総合的なトラッキング精度を向上させると謳われているもの。ただ,Razer Mamba 2012のときはトラッキング解像度最大6400DPIだったのに対して,Razer Taipanのものは同8200DPIとされているため,まったく同じ仕様のセンサーというわけではないようである。
会場に実機があったのでさっそく触ってみた。端的に第一印象を述べるならば,両サイドにくびれのあるボディ形状が共通しているせいか,握った感覚はDHARMAPOINTの「Dharma Tactical Mouse」(型番:DRTCM03BK)に近い印象だ。若干,くびれ部分が同製品より太い気はするものの,いわゆる“つまみ持ち”派の筆者としては,かなり握りやすい形状に感じた。つまみ持ちのゲーマーであれば,注目しておく価値はあるかもしれない。
●Razer Taipanの主なスペック
- 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
- ボタン:左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,ホイール手前×2,左サイド×2,右サイド×2
- トラッキング速度:200IPS
- 最大加速度:50G
- 画像処理能力:未公開
- フレームレート:未公開
- トラッキング解像度:最大8200DPI
- レポートレート:1000Hz
- リフトオフディスタンス:未公開
- データ転送フォーマット:未公開
- 本体サイズ:63(W)×124(D)×48(H)mm
- 重量:95g(ケーブル重量を含むかは未公開)
- マウスソール:未公開
- ケーブル長:2.1m
- 対応OS:未公開
Razer Artemis
Razer Artemisは,ロボット対戦オンラインゲームMechWarrior Online専用に作られた特殊コントローラだ。こちらはコンセプトモデルということで,発売されるかどうかすら決まっていないのだが,サンプル機がブースに展示されていた。筐体中央にマップや機体の損害状況などを表示できる液晶ディスプレイ,左側にキーパッド,右側にジョイスティックを備える製品で,さしずめ,Mechを操縦している気分にさせてくれる逸品,といったところだろう。
ロボットモノの専用周辺機器ということから,なんとなく「鉄騎」コントローラを思い出すのだが,ぜひこれを使ってMechWarrior Onlineを遊んでみたいところである。今回の展示がショーケース内のサンプルのみで,実際に稼動しているところを見れなかったことは残念でならない。
「E3 2012の特設ページはこちら」
「Razer」公式サイト
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