イベント
[TGS 2008#103]「WarRock」日本最強クラン決定戦2008決勝の様子をレポート
「日本最強クラン決定戦2008」は,8月の終わりからオンラインで行われていた。応募総数は205クラン,その中から抽選によって選ばれた128クランが,日本最強の座を目指して,これまで戦いを続けていたのだ。試合形式は5人対5人のチーム戦である。
TGS前までに,チーム数は4クランまでに絞られていた。そしてTGS当日に選手達を会場に招き,準決勝戦と決勝戦が行われたのである。残念なことに,このうちの1チームはTGS直前に棄権したということで,決勝戦当日に姿を現したのは「B. The best corps」「猛者の集い」「菊一文字」の3クラン。準決勝はこの3クランによって総当たり戦で行われることになった。上位2チームがテクモブースのメインステージで行われる決勝大会に参加できるというわけだ。
WarRock自体にボイスチャットの機能はないのだが,マシンにはサーバ-クライアント型のボイスチャットソフト「Teamspeak2」がインストールされており,声を使ったコミュニケーションはそれを使って行われていた。サーバーはSeedCが用意しているということだ。
ボイスを使ったコミュニケーション方法を確保しつつも,多くのチームは主に状況を仲間に伝えるのにキーボードチャットを多用していた。もちろんながながとタイプするようなことはなく,一回に打つのはほんの二文字か三文字だ。符丁を使っているのだろう。
総当たり戦の準決勝を勝ち抜いたのは「B. The best corps」と「猛者の集い」。決勝戦はこの2チームで行われることとなった。
ステージにはテクモのプロデューサー河野順太郎氏やWarRockの“公式サポーター”である音楽ユニット「Has-Key」も現れ,場内を大いに盛り上げた。
決勝は2セットを先取したほうが勝ち。1セット目は「CADORO」というマップで行われた。「CADORO」は左右に壁がある直線的な通路が多いので,正面切っての撃ち合いが起こりやすい。半面,進行ルートが多いので,うまくすれば敵の裏をかくこともできるマップとのことだ。WarRockには5種類の兵科が存在するが,このマップでは両チームともに「戦闘兵」と「衛生兵」のみを使っていた。勝負は最終の第5ラウンドまでもつれ込み,勝利したのは「猛者の集い」だった。
両チームとも兵科は前セットとほぼ同じだが,「猛者の集い」は一人「偵察兵(つまりはスナイパー)」を組み込んできた。そしてこれが効いたのか,2セット目は「猛者の集い」が3ラウンドをストレートで先取。優勝を決めた。
表彰式において,選手の一人は「今日はHas-Keyに会うために来ました。そして会えたので満足です!」と言って会場をわかせていた。なるほどそういう動機も“アリ”である。仲間と共に戦う楽しさを味わいたい人も,かわいい女性に間近でお目にかかりたい人も,さっそくWarRockを試してみてはいかがだろうか。
キーワード
Copyright(C)NEC BIGLOBE, Ltd. 1996-2012
Dream Execution Technology Co.,Ltd. All rights reserved.
NEC BIGLOBE, Ltd. 1996 - 2010j
- Microsoft Wireless Optical Mouse 5000 Platinum Silver
- Personal Computer
- 発売日:2005/11/18
- Microsoft Wireless Optical Mouse 5000 Metallic Gray M03-00085
- Personal Computer
- 発売日:2005/11/18