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印刷2006/07/06 21:43

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「オンラインカート ステア」プレス体験会インプレッション

 「オンラインカート ステア」は,魔法が動力のステアと呼ばれるカートに乗って,ほかのプレイヤーと競争するオンラインゲーム。「スカッとゴルフ パンヤ」などをサービスしているゲームポットの新作だ。そんなオンラインカート ステアのプレス体験会が本日(7月6日)開催された。
 これはプレスを中心に,クローズドβに先駆けて行われた催しで,ゲームのさわり部分を体験できるというもの。機能は限定されていたが,レースの雰囲気などを中心に印象をお伝えしよう。

※以下の記事は,2006年7月6日に実施されたプレス体験会をもとに制作しています。あらかじめご了承ください。

■まずはゲームの導入部分をチェック&推測

 今回は体験会ということもあり,キャラクターはあらかじめ用意されていた。実際には,パンヤと同様に,好きなキャラクターを選択して,そのキャラクターの服などを自分で替えてバリエーションをつけていくといった感じになりそうだ。
 レースシーン以外は撮影が禁止されていたために,写真を掲載することはできないが,ショップには服やアクセサリが陳列されていた。服はトップとボトムの2か所をそれぞれ変更でき,アクセサリもめがねやネコミミなどが用意されていたので,今後追加されることを考えると,組み合わせ次第で,かなり個性的な格好もできそうだ。

 また,自分のキャラクター以上にゲームを進めるうえで重要なステア(カート)も,ゲーム内でポイントを貯めて購入する方式のようだ。
 ステアには加速力,最高速,旋回性,安定性といったパラメータが設けられており,種類によって性能に差がある。
 今回のテストでは,キャラクター同様にステアを変更することはできなかったので,その性能差は味わえなかった。ただし,ショップ内で売られているステアの性能を見る限り,最高速度重視のタイプや旋回性重視のタイプなど,その種類がさまざまにあるようだ。コースに合わせてステアを選択する,なんていうプレイヤーも現れるのだろうか。



■肝心のレースに挑戦。どんな仕掛けが待っているのか?
 対戦の方法は,自ら周回数や参加人数を設定してルームを作成したうえで対戦相手を待つか,人が作成したルームに入り対戦するかの二通り。ある程度条件を設定してルームを検索することもできそうだったが,今回はそもそも参加している人数が限られていたので,確認はできなかった。
 ルーム作成時に決められるのは,ルーム名,周回数,参加人数,コースの4種類。周回数は3周か6周のどちらかが選択でき,参加人数は2人から6人まで設定可能だった。コースは3種類用意されているが,ルーム作成後も変更できたので,この時点ではあまり重要な項目ではなさそうだ。

 ルームに入ったあとは,入室者全員がスタートボタンを押した状態で,ルーム作成者がスタートするとゲームが始まる方式。入室だけしてスタートボタンを押し忘れていると,ちょっと気まずくなってしまう,アレだ。
 肝心のレースは,カジュアルなノリの簡単操作。基本的にはアクセル,ブレーキ,ステアリング(左右),ドリフトと五つのキー操作だけでステアを動かせる。また本作のキモとなる魔法は,Zキーで切り替えて,Spaceバーで使用する。イメージ的には「マリオカート」が近いだろう。



ライバル全員の視界を奪うケムールを使われたところ。直線コースならあまり問題はないが,カーブの直前などで使われると非常にイタイ
  この体験会で用意されていた魔法は8種類。自分のステアが加速する“カソーク”や,相手の魔法攻撃から身を守る“マモール”など自分に使用できるもの,火の玉を放つものや視界を奪うものなど,相手に対して使えるものなど,比較的 オーソドックスだ。
 相手に対して有効な魔法は,自分の前方の相手に有効なもの,後方の相手に有効なもの,自分以外全員に効果を発揮するものがある。
 
 レースは,魔法の使いどころが勝負のポイントを握っているようだ。コース上に点在する巨大な“?”が描かれた本のようなものを取ると,魔法をランダムで一つ獲得できる。マリオカートのアイテムとは違い,複数の魔法を同時に持つことができ,使用する場合は使いたい魔法をZキーで選択する。
 どの魔法を,どんなシチュエーションで使用するかが重要で,使いどころを間違えると,5位と6位でみにくい争いをしている間に,上位陣に圧倒的な差をつけらてしまう,なんていうこともある。
 また,魔法が入っている本は誰かが取得すると一定時間消え,その後にまた同じ場所に復活する。自分のすぐ後ろにライバルがいるようなシチュエーションのときは,確実に魔法を取っていき相手に取られないようにしておくと,多少は抜かれづらくなるようだ。
 とはいっても,使用者以外全員に影響を及ぼす魔法もあるので,そうそううまくはいかない。たとえ最下位に甘んじていても,魔法の使い方などによっては,逆転の可能性も高い。トップを独走しているつもりでも,油断するとアッという間に抜かれてしまうので,最後まで緊張感が持続する。

今回用意されていたコースは3種類。左から“インフィニット ドラゴン”“ドラゴンフォールズ”“メンヒル鉱山”


ドリフトは,ドリフトキーを押すだけの簡単操作。比較的楽にコーナーを攻められる
 レース終了後には順位やラップ/トータルタイムなどが表示される。また,“RACE PP”“DRIVING PP”“BONUS PP”などがもらえる。詳細は不明だが,これらをためるとアイテムの購入に利用したり,レベルが上がったりするようだ。
 実際,数回レースを続けていたところ,レベルに該当すると思われる“ライセンス”がグリーン1からグリーン2に変更されていた。
 このライセンスが実際にどのように利用されるかは,分からなかったが,ライセンス○○以上の人だけが参加できるレースなども設定できるようになるのではないだろうか。

左:この本(?)を取ると魔法を獲得できる 右:相手のタイヤを凍らせて滑らせる“スベール”を使われたところ


 実際にレースを数回(数十回?)プレイしてみると,連続して魔法を使われて,いい意味でイライラを感じたり,ゴール直前で先頭のプレイヤーに火の玉をぶつけてギリギリのところで勝利を奪って歓喜したりと,短い時間ではあったが熱中して楽しめた。ときおりライバルの動きが不自然な場面も見受けられたが,クローズドβさえ始まる前だし,許容範囲内だろう。
 ゲームの基本部分は十分楽しめるものになっていたので,あとはそれに付随する要素がいかに作り込まれてくるかによって,ハマリ度が変わってくるのではないだろうか。個人的には,一見あり得ないような場所からジャンプして,一気にショートカットできる方法など,プレイヤー同士で情報交換できる要素が欲しいと感じた。スタートのときにダッシュすることもできるようだったので,そんな裏技的なものがちりばめられていると,プレイヤー同士で「あーでもない,こーでもない」と言いながら盛り上がれそうだ。
 7月14日にスタートするクローズドβテストや,その後行われるであろうオープンβテストなどを経て,レース以外の部分がどのように肉付けされてくるかに注目したい。(noguchi)

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