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[G-Star 2011]「熱血江湖2」の移動と戦闘はとにかく爽快。高速ダッシュ,3段ジャンプ,吹き飛ばし攻撃など派手な演出に注目
MGameブースはけっこう広いのだが,出展タイトルは「熱血江湖2」のみ |
ブースは壁や建物に囲まれており,砦のような見た目になっていた |
今回会場でプレイできたのは,基本的な操作を学びながら進行できるG-Star 2011用のステージだ。ゲーム画面のパっと見は「よくある武侠系3D MMORPG」という感じなのだが,実際に動かしてみたところ,その“スピード感”には特筆すべきものがあった。
ダッシュをすれば高速で地を駆け抜け,さらに2段ジャンプ,3段ジャンプで宙を舞い,そこからゆっくり滑空して崖を越え……といった具合に,移動操作だけでもかなりの爽快感があるのだ。
さらに,戦闘の演出もかなり派手に作られている。戦士系のキャラクターでは,敵を掴んでぶん投げたり,強烈な攻撃をお見舞いして敵をはるか後方に吹っ飛ばしたりといった戦い方が可能だった。
さらに魔法使い系のキャラクターも操作してみたところ,巨大な火球を敵に放つ,周囲にいる敵を空中に浮かせて地面に叩きつけるなど,これまた派手なスキルが数多く存在し,敵を攻撃しているだけでも楽しい。
敵を掴んだ後は,投げるだけでなく地面に叩きつけることも可能。叩きつけシーンはカメラが自動で上からの視点に移動するので,より迫力ある攻撃に見える |
魔法使い系が使える重力操作のようなスキルは,複数の敵の動きを止められる。空中に浮かんだ敵は,手足をバタバタさせてもがいていた |
ちなみに,プレイアブル版の最後では,巨大なモンスターとの戦闘も体験できたのだが,適当に数回攻撃しただけで倒せてしまい,ちょっと拍子抜けしてしまった。思わず「え,こんなに弱いの?」という反応をしてしまったのだが,ブースにいたスタッフによれば,「今回は皆さんに楽しんでもらえるよう,G-Star用に弱くしたのですが,実際はもっと強い敵ですよ」とのことだ。むしろもう少し歯ごたえがあったほうが楽しめたと思うが。
本作は,原作が韓国のコミックということで,日本人のゲーマーにとっては正直あまりピンとこない部分もあるだろう。しかし今回プレイした限り,移動操作,戦闘ともに好感触で,かなり手触りのいいタイトルという印象だ。本作が日本でサービスされるかはまだ分からないが,武侠系MMORPG好きは注目しておくといいかもしれない。
- 関連タイトル:
熱血江湖2
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