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龍が如く7外伝 名を消した男公式サイトへ
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  • 龍が如くスタジオ
  • 発売日:2023/11/09
  • 価格:通常版:5940円(税込)
    デラックスエディション:6490円(税込)
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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第761回「『龍が如く』はストーリーのゲイム」
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印刷2023/11/16 11:00

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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第761回「『龍が如く』はストーリーのゲイム」

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著者近影
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 いやはや,先週の特殊詐欺に引っかかりそうになった件について,そこそこ反響ありました。世の中,詐欺に引っかかりかけた人って,けっこういるんだね。
 「たぶん詐欺にあったんですけど,どうすればいいですか?」って聞かれたりも。どうやらマッチングアプリで海外の人とやり取りしていて,「プレゼントを送りたいんだけど,円安だから税金を先に払っといて」と言われたらしく,「こっちでは10万円かかるけど,日本だと5万円で済む」って。残念ながら私に相談されても「それ,国際ロマンス詐欺だね」と指摘してあげることしかできないし,入金したお金を私が補填することはできない。ホント,申し訳ない。
 あらためて言うけど「詐欺なんてそんなもん,引っかかるわけがない」と思ってる人ほど気を付けたほうがいいよ。「自分も引っかかるかもしれない」と思ってる人のほうが心構えができてるわけで,「引っかかるわけない」の人はノーマークの状態で詐欺が襲いかかるわけだからね。車の運転と一緒。人が急に飛び出してくるかもしれない,と思いながら運転すれば事故が減る。「かもしれない運転」を心がけましょう。

 というわけで,先週はいろいろあって語れなかった「龍が如く7外伝 名を消した男」PC / PS4 / PS5 / Xbox Series X|S / Xbox One)についてです。私事ながら,今週の日曜日は所属しているDDTプロレスが両国国技館で大きな大会を行ったので,実は発売日に遊べなかったんですよ。集中できないんでね。あ,試合ではなくゲイムのほうに。
 どうせなら後顧の憂いなく,集中して遊びたいじゃないですか。なので大会が終わってから遊び始めたんだけれども,まだ超序盤。それでも面白かった……というか,ワクワクさせられたので,そこらへんを語っていければいいなと思っております。

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 まず,スゲーなって思わされたのは,オープニングに出てきた車のツヤ。一見,なんともないこのシーンというか,物の質感でこれまでとの違いを分からせるのはさすがだなと。これによって,「龍が如く」シリーズが大切にしているリアルさの担保ができたわけです。
 ほかにもシリーズ作品を重ねることで生まれた,おそらく意図された改善点があります。それは,オープニングが長くないということです。

 今までのシリーズは,これから起こる事件について,丁寧に説明するがゆえに長くなりがちだった。でも,今作はオープニング早々,チュートリアル的な戦闘が挿入される。結果,「見てるだけのゲイムじゃないんだな」っていうことが分かり,集中力が保てるという効果が生まれるんです。これ,個人的には大成功だと思います。
 正直なことを言うと,オープニングが長いと終わったときに,一度セーブして休もうって思っちゃうからね。結果的に私は,一章の途中までは続けてプレイできました。まあ,この問題は単純に,私の老化によるゲイムスタミナの低下ではないかという気がしないでもないけど。

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 あと,最近のゲイムは配信向けにもそうだし,消費文化である意味でもそうなんだけど,話は早いほうが好まれるよね。TikTokとか切り抜き動画が根付いてから,とくにその傾向は顕著だと思う。格闘技界でもブレイキングダウンといった,1分で終わるルールの大会が人気を博しているわけで。
 「話が早い」「長く見てられない」は現実として,実際に存在している現象なんですね。個人的には,だからこそじっくり見るコンテンツが今後,復権するのではないかとも思ってるけども。少なくとも「ちょっとヤってみてダルいと離れる」という価値観はすでにあるわけで,そういう意味で今作のオープニングは時代に則ってるなとは思いました。

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 そして,最初から飛ばしてくるのはストーリー面でもそうでした。最初から面白い。もちろん,今作は「龍が如く7」の外伝なわけで,「7」では主人公じゃなかった桐生一馬さんが「何をしていたか」の説明は必要です。それを相当,コンパクトに収めたのはさすがとしか言いようがない。やはり,「龍が如く」はストーリーのゲイムですね。
 ストーリーが面白くて,それを生かすために「どのような手法でプレイヤーに遊ばせるか」を選んでるゲイムだと,私は勝手に思ってます。だから,アクションアドベンチャーからRPGにジャンルを変えることができるし,必要があればこうやってまたジャンルを戻すこともできるんです。
 まだ序盤だけどストーリーは面白いし,おそらく必要があったからアクションアドベンチャーでストーリーを表現してるんでしょう。そこは作り手を信じてます。

 まとめると,「龍が如く」シリーズを好きな人はもちろん,今作からって人も全然気にせず入っていいと思います。なぜなら「話が早い」から。うん,今回は仕掛けが早いので先が楽しみですね。ひとまずはサブストーリーができるようになるまで,とっとと進めたいなと思っております。

 今週の報告できることは以上です。来週も新しい話ができるまで進んでいたら今作を,そうでなければ別のタイトルを紹介しようと思います。が,おそらくもう一度「龍が如く7外伝」には触れることでしょう。そんな感じでまた来週。

今週のハマりゲイム
PlayStation 5:「eFootball 2024
PlayStation 5:「EA Sports UFC 5
PlayStation 5:「龍が如く7外伝 名を消した男
Nintendo Switch:「Vampire Survivors
Nintendo Switch:「ピクミン4
Nintendo Switch:「デイヴ・ザ・ダイバー
iOS:「ロードモバイル
iOS:「ウイニングイレブン カードコレクション

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
ディーノ選手が所属するDDTプロレスは,11月16日(木)19:00より,東京・新宿FACE大会「Get Alive 2023 TOUR in SHINJUKU」を開催します。ディーノ選手はこの日,大石真翔選手&秋山 準選手とのタッグで,第53代KO-D6人タッグ王座決定1DAYトーナメントに出場します。ディーノ選手はここでベルトを戴冠し,11月19日(日)18:00から開催される大阪・エディオンアリーナ大阪 第2競技場大会「Get Alive 2023 in OSAKA」に王者として出場する腹づもりとのこと。なお,大阪大会ではイルシオン選手とのタッグで,高木三四郎選手&通天閣下選手との「大阪名物スペシャルタッグマッチ」に出場予定。「通天閣下の通天閣を堪能してくる」そうです。

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