［TGS 2010］様々なアクションを試せた「キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ」のプレイレポートを掲載

　TGS 2010のKONAMIブースでは，12月16日に発売予定の「キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ」（PS3 / Xbox 360）がプレイアブル出展されている。本作は小島プロダクション監修の「悪魔城ドラキュラ」シリーズ最新作だ。

バトルクロスは非常に優秀

全方位攻撃で敵を薙ぎ払え

　西暦1047年，魔物どもが人々を苦しめている暗黒時代のヨーロッパが本作の舞台。主人公の“ガブリエル・ベルモンド”は，呪われた地を救うために燈光教団から派遣された戦士だ。
　彼の妻である“マリー”は，過去に何者かによって惨殺されているのだが，“古き森”に住む精霊の力によって亡き妻の魂と邂逅。それをきっかけにガブリエルは，真実を究明すべく，過酷な戦いへと身を投じて行くことになる……というストーリーだ。

　「悪魔城ドラキュラ」に登場する武器といえば，まっさきに思いつくのはムチだが，ガブリエルも“バトルクロス”というムチに似た武器を装備している。
　□ボタンで前方，△ボタンで全方位に攻撃可能で，その奇妙な見た目からは想像できないくらい使い勝手が良い。チュートリアルを兼ねた試遊ステージでは，最初に人狼のようなザコと戦うことになるのだが，そいつらはとにかく考えなしに突っ込んでくるので，バトルクロスの全方位攻撃を使えば難なく撃破することができる。
　ザコを一定数倒すと，巨大な狼の姿をしたボスが登場するのだが，こいつはザコと違って攻撃力が高いので，防御と回避をしっかり駆使する必要がある。回避アクションはステップの幅が大きいので，ボスの攻撃モーションさえしっかり把握できれば，そう苦戦はしないだろう。


　ボスを撃破すると，お次は馬に乗りながら戦うステージへ。敵は醜悪な熊のようなクリーチャーに乗って体当たりをしてくるため，バトルクロスを左右に振り回しながら応戦することになる。筆者は途中で何度も体勢を崩して馬から落ちてしまい，じわじわとHPを削られた結果，目的地に辿り着く前にゲームオーバーになってしまった。

「キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ」公式サイト