お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
[CES 2015]Mad Catz,形状どころかセンサーユニットすら変更できるゲーマー向けマウス「R.A.T. PRO X」を初公開
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2015/01/08 10:52

イベント

[CES 2015]Mad Catz,形状どころかセンサーユニットすら変更できるゲーマー向けマウス「R.A.T. PRO X」を初公開

R.A.T.シリーズの最新モデルとなるR.A.T. PRO X
画像集 No.002のサムネイル画像 / [CES 2015]Mad Catz,形状どころかセンサーユニットすら変更できるゲーマー向けマウス「R.A.T. PRO X」を初公開
 2015 International CES(以下,CES 2015)に合わせて開催されるミニ展示会の1つ「ShowStoppers@CES 2015」(以下,ShowStoppers)が,北米時間1月6日夜にCES 2015会場近くのホテルで開催された。このShowStoppersに,新製品を多数出展していたのがMad Catzだ。

 出展されていた製品の中でも目玉といえるのが,ユーザーによるカスタマイズをとことん追求した新型マウス「R.A.T. PRO X」である。なんとこのマウス,側面パーツやマウスソールといった外側の部品だけでなく,搭載センサーやホイールといった部品までユーザーによる交換が可能だという。
 価格や発売時期は未定だが,説明員によれば,「2015年前半には発売できるのではないか」とのことだった。今回はこの興味深い製品について,写真を中心にレポートしてみたいと思う。


マウス本体にカスタマイズ用パーツ多数がセットで付属

センサーは3種類をラインナップ


 R.A.T. PRO Xは右手専用のワイヤードマウスで,基本的なデザインはMad CatzのR.A.T.シリーズを踏襲したものとなっている。
 ボタン構成は,左右メインとチルト&センタークリック機能付きスクロールホイール,ホイール手前×1,左サイド×3の計8ボタン。これだけならばよくあるゲーマー向けマウスといったところだろう。

 最大の特徴であるカスタマイズ機能は,R.A.T. PRO Xの製品ボックスに同梱された多数のパーツで実現される。下の写真はボックス内部を撮影したものだが,左側面用のサイドボタン付きパーツが2個と,右側面の形状を変えるためのパーツが3個,パームレストの形状を変えるためのパーツが3個で,スクロールホイールの触感を変えるカバーが3個,マウスソール付き底面パーツが2個と,圧巻の品揃えだ。

昆虫標本のような印象すらある,R.A.T. PRO Xの製品ボックス内部
画像集 No.003のサムネイル画像 / [CES 2015]Mad Catz,形状どころかセンサーユニットすら変更できるゲーマー向けマウス「R.A.T. PRO X」を初公開

 上の写真だと標準でセンサーユニットが2個付属するようにも見えるが,Mad Catzの説明員によれば,標準では1個のみが同梱されるとのこと。具体的には,用意されるのはPixArt Imaging(旧Avago Technologies)のレーザーセンサーと光学センサー,Philips Photonics製レーザーセンサーを搭載するユニットが用意され,センサーユニットごとに異なる製品ボックスで3モデル展開されるのだそうだ。購入後にセンサーユニットを交換したいと思った場合は,Mad Catzの直販サイトから購入することになるという。
 Mad CatzはR.A.T.シリーズで,これまで,頑ななまでにPhilips Photonics製センサーにこだわってきた印象があるのだが,まさか,こういう形でそのイメージが払拭されるとは思わなかった。

底面中央に見えるセンサーユニット(左)も取り外し可能。右写真は外した状態である
画像集 No.004のサムネイル画像 / [CES 2015]Mad Catz,形状どころかセンサーユニットすら変更できるゲーマー向けマウス「R.A.T. PRO X」を初公開 画像集 No.005のサムネイル画像 / [CES 2015]Mad Catz,形状どころかセンサーユニットすら変更できるゲーマー向けマウス「R.A.T. PRO X」を初公開

 ちなみに,スクロールホイールは,片持ち式のアームに取り付けられたような格好になっており,アームごとホイールを跳ね上げると,リング状のカバーを変更できる。

ホイール用パーツ交換にあたっては,ホイールを跳ね上げられるようになっている。リング状パーツはラバー製が1種類と,形状の異なるアルミ合金製が2種類
画像集 No.006のサムネイル画像 / [CES 2015]Mad Catz,形状どころかセンサーユニットすら変更できるゲーマー向けマウス「R.A.T. PRO X」を初公開 画像集 No.008のサムネイル画像 / [CES 2015]Mad Catz,形状どころかセンサーユニットすら変更できるゲーマー向けマウス「R.A.T. PRO X」を初公開

サイドボタンが3個ついた左側面のパーツ(左)も交換可能になっているのだが,正直なところ,2種類の違いはよく分からなかった。一方,底面パーツは磁石でくっついているだけなので簡単に交換可能(右)。ラバー製と,いわゆるテフロン加工済みソールの2種4個が付属する
画像集 No.007のサムネイル画像 / [CES 2015]Mad Catz,形状どころかセンサーユニットすら変更できるゲーマー向けマウス「R.A.T. PRO X」を初公開 画像集 No.009のサムネイル画像 / [CES 2015]Mad Catz,形状どころかセンサーユニットすら変更できるゲーマー向けマウス「R.A.T. PRO X」を初公開

 以上,ひとまずその外観を速報的にまとめてみた。R.A.T. PRO Xはそのほかにも,さまざまな機能を備えているとのことなので,それらは判明し次第お伝えしたい。

Mad Catz日本語公式Webサイト

  • 関連タイトル:

    Mad Catz

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:12月02日〜12月03日