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涙腺がぶっ壊れること間違いなし。PSPに甦る“泣きゲー”の金字塔「加奈〜いもうと〜」,サイバーフロントより10月7日発売
本作は,1999年にPC用ゲームとして発売されたノベルゲームのリメイク作。余命幾ばくもない病弱な妹「加奈」と,かつてのクラスメイト「夕美」との間で揺れ,ときに兄妹の一線を越えてしまいそうになりながら,それでも純愛に踏みとどまろうとする主人公を描き,説得力のある心理描写で,後に続く「泣きゲー」ブームの原点の一つとなった名作タイトルある。
シナリオを担当するのは,その筆力に定評のあるシナリオライター山田 一氏。先日PSPでのリメイクが発表された「家族計画」や,発売済みの「CROSS†CANNEL 〜To all people〜」など,別名義の作品を含め数多く名作を生み出している,このジャンルの第一人者だ。
「加奈〜いもうと〜」公式サイト
PSPへの移植に当たっては,すべての音声の録りなおしと約20枚のイベントグラフィックスが追加。そのほか操作感/演出面の見直し,キャラクターグラフィックスの追加,過去のグラフィックスのリファインなどが変更点として挙げられている。10年前の作品であるという古さを感じさせない完成度を目指し,PC版からのファンのみならず,新規プレイヤーにも満足のいく内容になっているという。
また同日発売の限定版には,特典として
(1) ボーカル曲入りサウンドトラックCDと,
(2) 山田一書きおろし作品解説付き、攻略チャート&設定資料集
が同梱されるとのこと。ファン必携のアイテムになりそうなので,ファンはこちらもチェックしておこう。このジャンルでは,名作を越えてもはや古典と呼べる域に達していそうな本作。未プレイの人は,これを機会にぜひプレイしてみよう。
ストーリー
自分には“加奈”という名前の、2つ年の離れた妹がいる。
加奈は病弱で、小さな頃から入院と退院を繰り返す毎日を送っていた。
両親はそういった妹にかかりっきりになることが多く、幼かった自分にとって加奈は「自分から両親を奪う、憎むべき存在」でしかなかった。
しかしある日のこと、家族で出かけたハイキングの最中に起こった事件がきっかけで、加奈に対する感情は変化した。
「絶対に守ってあげなくちゃいけない。兄である自分が・・・」
以来、あなたは幼い頃に誓った心のままに、妹である加奈を守り、そして彼女の幸せを祈っている。
かつてあれほど加奈を大事にしていた両親が「過保護すぎる」と心配するほどに、
大事に、大切に加奈を見守り続けている。
そして加奈は、自分をずっと守ってきた兄の背中を見つめ続けてきた・・・。
キャラクター紹介
主人公
藤堂 隆道
家庭では妹想いの兄で、幼い頃に妹の加奈が「壊れ物のように脆い」ことを肌で感じ、以降、彼女を過保護なまでに大切に守り続けている。
「絶対に守ってあげなくちゃいけない。兄である自分が・・・」
藤堂 加奈(とうどう かな) CV:小林沙苗
本編のヒロインで、隆道の妹。
病弱のため、入院と退院を繰り返す生活を送っている。
いつも守ってくれる兄を頼りにしまた、慕っている。
病院生活が長く、友達もいないためか人付き合いは苦手で、一緒の時は兄の背中につい隠れがち。
鹿島 夕美(かしま ゆみ) CV:高野直子
隆道のかつてのクラスメイト。
かつて隆道は彼女に恋心を抱いていたが、小学校の時の事件をきっかけに、その感情は一変。
以来、彼女を憎むようにしている。
近藤 美樹(こんどう みき) CV:ひと美
加奈の入院先の病院に勤める看護婦さんで、加奈の面倒をよく見ている。
新米だった頃からベテランになる現在までずっと加奈の面倒を見てきたため、加奈を自分の妹のように可愛がっている(隆道はさしずめ弟)。
製品概要
■タイトル:加奈〜いもうと〜
■発売予定日:2010年10月7日(木)
■プラットフォーム:プレステーション・ポータブル
■予定価格(税込):通常版:5,040円/ 限定版:7,140円
■ジャンル:アドベンチャー
■プレイ人数:1人
■CERO審査:審査予定
■コピーライト:(C)Contents Traffic, Inc. / CYBERFRONT
■公式ホームページ:http://www.cyberfront.co.jp/title/kana
※本作品のオリジナル版著作権の全てを株式会社コンテンツトラフィックが所有しています。本作品はコンテンツトラフィック社の許諾を得ています。
- 関連タイトル:
加奈〜いもうと〜
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