あの「CROSS†CHANNEL」の“Xbox 360版”が登場。新シナリオが追加された「CROSS†CHANNEL 〜In memory of all people〜」は3月31日発売

　サイバーフロントは，Xbox 360用ソフト「CROSS†CHANNEL 〜In memory of all people〜」を2011年3月31日に発売する。価格は通常版が7140円（税込），限定版が9240円（税込）。

　「CROSS†CHANNEL」は，2003年にPCゲームとしてリリースされて高い評価を得たアドベンチャーゲーム。その後，2004年にはPS2移植版「CROSS†CHANNEL 〜To all people〜」が発売され，さらに2010年には“To all people”のPSPバージョンもリリースされた。今回発表されたCROSS†CHANNEL 〜In memory of all people〜は，過去のバージョンにさまざまな要素追加を施した“Xbox 360版”となる。



　新要素としては以下のようなものが用意される。

・新規シナリオ追加
・イベント/キャラクターグラフィックスが多数追加
・音声を新規追加収録

　新規シナリオは，オリジナルのシナリオライターである田中ロミオ氏が新たに書き下ろしたもので，具体的には“新規ルート”や“エンディング後のストーリー”などが追加になる。
　シナリオ増量に合わせて，新たなイベントグラフィックスも約20点追加。新規部分の音声ももちろん追加収録されている。

追加される新規イベントグラフィックス

　これらの要素追加によりシナリオの総ボリュームは，PSP版の150％に増加しているとのことで，本作は過去にPC版やPSP版をプレイをしたことがある人にとっても興味深い内容となっている。オリジナル版の，あの印象的なエンディングの後にどのようなストーリーが続いていくのか――気になる人はチェックしておこう。

「CROSS†CHANNEL 〜In memory of all people〜」公式サイト

往年の傑作が、Xbox360に登場！

キャラクターデザインは、ライトノベル挿絵、クイーンズブレイドなどで人気を博している“松竜”。シナリオでは数多くの美少女ゲームを担当した“田中ロミオ”が担当し、2003年にPCゲームとして発売され大傑作と評された「CROSS†CHANNEL」。翌年には「CROSS†CHANNEL 〜To all people〜」としてPlayStation2に移植されました。2010年にはPlayStation Portableにも移植され、人気が衰えることの無い名作中の名作が、ついにXbox360で内容をパワーアップ！よりいっそう「CROSS†CANNEL」の世界を楽しんでいただけるものとして、発売いたします。

＜ゲームシステム＞
本作はテキストを読み進めることによって進行するテキストアドベンチャーです。時折出現する選択肢を選ぶことにより、物語の結果が変わっていきます。
●目的
部員が再び結束し、電波にのせて自分たちの放送をみんなに届ける。
●ゲームの流れ
このゲームは、話が何度もループし、現れる選択肢の選択した内容により、少しずつ話が変わっていくというものです。その中で、主人公は、他の部員たちと交流し、自分たちの放送を電波に乗せるために頑張っていきます。



■Xbox360版について

オリジナルシナリオを大幅追加！！

○Xbox360版オリジナルの新規シナリオを田中ロミオ、自らが執筆！！！CROSS†CHANNELの、その後の世界を収録！

Xbox360版のために、新規オリジナルシナリオを田中ロミオが執筆。新規ルートの追加が実現したことにより、誰もまだ見たことの無い通常エンディング後のストーリーが収録されました。また、シナリオの総ボリュームは、PSP版と比較すると、なんと150%に増量と、Xbox360版「CROSS†CHANNEL〜In memory ofallpeople〜」では、新たな世界が開けます！！

○新規シナリオの追加に伴い、イベントグラフィックを約2０点追加予定！！さらに、キャラクターグラフィックも多数追加！！

○音声ももちろん新規追加収録！「CROSS†CHANNEL」の世界をより一層広げます。

○限定版も同時発売。
同梱特典
1.CROSS†CHANNEL特製小型電動マッサージ器ストラップ
2.主題歌シングルCD



■ストーリー

「この空が消えてなくなるその日まで―――」

学院の長い夏休み。崩壊しかかった放送部の面々は、個々のレベルにおいても崩れかかっていた。初夏の合宿から戻ってきて以来、部員たちの結束はバラバラで。今や、まともに部活に参加しているのはただ一人という有様。

主人公は、放送部の一員。夏休みで閑散とした学校、ぽつぽつと姿を見せる仲間たちと、主人公は触れあっていく。

屋上に行けば、部長の宮澄見里が、大きな放送アンテナを組み立てている。一人で。それは夏休みの放送部としての『部活』であったし、完成させてラジオ放送することが課題にもなっていた。以前は皆で携わっていた。一同が結束していた去年の夏。今や、参加しているのは一名。

そんな二人を冷たく見つめるかつての仲間たち。ともなって巻き起こる様々な対立。そして和解。バラバラだった部員たちの心は、少しずつ寄り添っていく。

そして夏休み最後の日、送信装置は完成する―――装置はメッセージを乗せて、世界へと―――



■キャラクター紹介

黒須太一 KurosuTaichi

主人公。放送部員。言葉遊び大好きなお調子者。のんき。意外とナイーブ。人並みにエロ大王でセクハラ大王。もの凄い美形だが、自分では不細工の極地だと思いこんでいる。容姿についてコンプレックスを持っていて、本気で落ち込んだりする。

支倉曜子 HasekuraYouko

主人公の姉的存在（自称）で婚約者（自称）で一心同体（自称）。超人的な万能人間。成績・運動能力・その他各種技能に精通している。性格は冷たく苛烈でわりとお茶目。ただしそれは行動のみで、言動や態度は気弱な少女そのもの。滅多に人前に姿を見せないが主人公がピンチになると、どこからともなく姿を見せる。

桐原冬子 KiriharaTouko

主人公のクラスメイト。放送部幽霊部員。甘やかされて育ったお嬢様。自覚的に高飛車。品格重視で冷笑的。それを実戦する程度には、頭はまわる。ただ主人公と出会ってからは、ペースを乱されまくり。

宮澄見里 MiyasumiMisato

放送部部長。みみみ先輩と呼ばれると嫌がる人。けどみみ先輩はＯＫ（意味不明）。穏和。年下でも、のんびりとした敬語で話す。しっかりしているようで、抜けている。柔和で、柔弱。

山辺美希 YamanobeMiki

放送部部員。佐倉霧の相方。二人あわせてFLOWERS（お花ちゃんたち）と呼ばれる。無邪気で明るい。笑顔。優等生。何にもまさってのーてんき。主人公とは良い友人同士という感じ。

佐倉霧 Sakura Kiri

放送部部員。中性的な少女。大人しく無口。引っ込み思案で、人見知りをする。でも口を開けばはきはき喋るし、敵には苛烈な言葉を吐く。凛々しく見えるが、じつは相方の山辺美希より傷つきやすい。イノセンス万歳。

島友貴 ShimaYuuki

主人公の同学年。元バスケ部。放送部部員。実直な少年で、性格も穏やか。激可愛い彼女がいる。主人公たち三人で、卒業風俗に行く約束をしているので、まだ童貞。友情大切。無自覚に辛辣。

桜庭浩 SakurabaHiroshi

主人公のクラスメイト。放送部部員。金髪の跳ね髪で、いかにも遊び人風。だが性格は温厚。金持ちのお坊ちゃんで、甘やかされて育った。そのため常識に欠けていて破天荒な行動を取ることが多い。が、悪意はない。闘争心と協調性が著しく欠如しており、散逸的な行動……特に突発的な放浪癖などが見られる。

七香 Nanaka

自転車に乗って主人公の前にたびたび現れる謎の少女。謎ではあるが、物腰は勝ち気で活発と謎っ気は薄い。

「CROSS†CHANNEL 〜In memory of all people〜」公式サイト