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[E3 2012]Xbox 360版「アラド戦記」の詳細が明らかに。ゲームの基本はそのままに,ダウンロード販売専用タイトルへ
発表会の冒頭では,アラド戦記の開発元であるNeopleのKang Shin-Chul氏と,Xbox 360版の開発に協力したMicrosoft StudiosのChris Charla氏が挨拶を行った。続いて,同じく開発元であるSoftmaxのJakie Lee氏によってアラド戦記の概要と,今回の取り組みについて説明が行われた。
アラド戦記は韓国,中国,日本,アメリカなどでサービスが行われているオンラインアクションゲームで,登録者数が3億人以上という人気作だ。Xbox 360版の開発にあたっては,NEXONとSoftmax,Neople,そしてMicrosoft Studiosの協力が不可欠だったことが強調されていた。
ゲーム内容は,基本的にはPC版と同じだか,Xbox 360版はコントローラでの操作に最適化が図られたほか,文字の視認性に調整が施されたという。
一番の違いはビジネスモデルで,Xbox 360版は800マイクロソフトポイントで販売され,アイテム課金などの仕組みはまったく用意されないことだろう。それに伴って,ゲームのボリュームが抑えられており,1職業あたり15時間ほどでクリアできるという。
また,協力プレイは4人まで同時に遊べ,途中参加も可能だ。さらに一人で遊ぶプレイヤーにも配慮されており,オフラインでのプレイもできる。会場ではXbox 360版の実演が行われたが,見ている限りはPC版とほとんど変わっていなかったので,古くから遊んでいる人も違和感なく遊べそうだ。
気になる発売日は「Soon」と告知されたのみで,明言はされなかったが,それほど遠い未来ではない様子だった。なお,発売時は英語,中国語,日本語,韓国語,フランス語,ドイツ語,イタリア語の8言語に対応するとのことなので,日本からの購入も可能になるだろう。
PCの基本プレイ無料+アイテム課金制のオンラインゲームが,コンシューマ機に移植されることはかなり珍しい。PCでの人気タイトルがコンシューマ機に舞台を移し,どのような反響を呼ぶのかにも注目したい。
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