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[TGS 2011]「戦国BASARA3 宴」の魅力を紹介。「BSR48選抜総選挙」企画も発表された「『戦国BASARA3 宴』祭りだわっしょい!☆宴ステージ」レポート
「戦国BASARA」シリーズ プロデューサー 小林裕幸氏 |
最初に「戦国BASARA3 宴」のオープニングムービーが上映されると,会場は映し出される武将キャラへの声援が飛び交うほどの盛り上がりを見せる。登壇した「戦国BASARA」シリーズプロデューサー 小林裕幸氏は,同タイトルのテーマを「ドラマ&パーリィ」と述べ,それが強く反映されたオープニングに仕上がっていると表現した。
そして「UTAGE」については,これまで西川さんが手がけてきたシリーズの楽曲とはテイストが異なることをアピールし,ぜひ今回も楽しんでほしいとまとめた。
ようやく劇場版のサブタイトルが英語に決まったため,こちらは漢字で行こうと決めたものの,結局は小林氏とディレクターの山本氏とで一から考えることなり,最終的に“お祭り”“パーティ”を意味する「宴」となった。また小林氏は,“宴”という言葉が持つ高級感も,今回プレイアブルキャラクターとして登場する松永久秀に合っているのではないかとも話していた。
続いて小林氏は,今回メインとなる8人の武将を紹介。まずは上記の松永久秀だが,彼のストーリーのテーマは「蒐集」である。文字通り,何かをコレクションしていくそうだが,詳しくはゲームをプレイして確かめてほしいと小林氏は述べる。
2人目は片倉小十郎で,前作のオープニングで石田軍との合戦によって敗走した伊達軍を描く「幽けし竜爪」というストーリーが用意されている。
3人目は猿飛佐助で,「潜法・陽忍疾駆」と題されたストーリーで,忍としての鋭さが描かれる。
5人目は天海で,ストーリーは「首級と男」。彼の正体は,ファンなら予測できる“アイツ”とのことである。
6人目は最上義光で,まつを誘拐して前田家を混乱に陥れるストーリーの「舞い上がれ我輩! 天下への秘策!」が用意された。
7人目は立花宗茂。「奥への手紙」は,大友宗麟があまりにも無茶をいうので,思わず手を上げてしまったら島流しにされたというストーリーだ。
8人目は上記の大友宗麟で,ストーリーはザビーを探して京都に行く「パラダイス・キョート」。
今回は,これら8人を含む全30人がプレイアブルキャラとして登場するとのことで,未発表の武将は順次発表される。だが,会場で公開された画像を見ると,シリーズをプレイしてきた人であれば,ある程度は分かるかもしれない。予想しつつ正式な発表を待とう。
「日本遊戯モード」は,各地の遊戯をクリアしていくというもの。遊戯は敵を殲滅したり,決められた順番で連続技を決めたり,あるいは通常なら考えられない組み合わせの武将達が登場したりと,バラエティに富んでいるとのことである。
「決戦モード」は,真剣勝負,波乱万丈戦,30人組み手などの個人戦/団体戦などのさまざまな条件で戦うという内容で,シングルプレーだけでなく,画面分割によるプレイヤー同士の対戦が可能だ。
さらに前作「戦国BASARA3」からデータ連動しており,相互にデータを引き継いだり戻したりできることも発表された。
ここで,「戦国BASARA3 宴」のプロデューサーを務める門脇氏によって,実機によるデモプレイが披露された。ストーリーモードのデモプレイでは,ストーリーのオープニングと松永久秀の特徴である歩きながらの攻撃や,火薬を使ったコンボなどが紹介された。また,ゲージを溜めて使う必殺技の「戦刻ブースト」と「戦極ドライブ」は,最初の設定でどちら使うか選択できるとのことだ。
次に「タッグモード」のデモプレイも披露された。これは任意に選んだ二人の武将を,ワンボタンで切り替えながらゲームを進めていくモードだ。会場では,徳川家康の「仲間武将」(パートナー)に石田三成を選び,切り替えによって武将の固有技を繋げてさまざまな攻撃のバリエーションを増やせることなどが紹介された。また戦刻ブーストや戦極ドライブの発動中であっても,武将切り替えはできる。
なお,このモードは最初は選ぶことができず,ゲーム内で一定条件を満たすと遊べるようになるそうだ。
そのほか,新情報として2011年11月26日/27日に京都で開催される「太秦戦国祭り」に参加すること,BIKEINA CAFEにて9月17日からコラボメニューが提供されること,コミック誌各誌で「戦国BASARA」の新連載が始まることなどが紹介された。
エンディングテーマ「黄昏」を手がけたDo As Infinityから寄せられたビデオメッセージが紹介された。そのメッセージによると,夕日がにじんでいくようなイメージの楽曲で,憂いの感情を表現しているという |
小林氏は,「今後も皆さんを驚かせるような企画を続けていきます。ゲームのほうもぜひ遊んでください」と述べてイベントを締めくくった。
「戦国BASARA3 宴」公式サイト
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戦国BASARA3 宴
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(C)CAPCOM CO., LTD. 2011 ALL RIGHTS RESERVED.
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