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「マジック:ザ・ギャザリング」,最新セット「エルドレインの森」デビュー配信を実施。2つの新メカニズム,多色になった出来事などが登場
9月8日に発売されるエルドレインの森は,おとぎ話をモチーフとする次元「エルドレイン」を舞台にした最新カードセットだ。2019年に発売された「エルドレインの王権」に続き,メインの舞台として登場するのは2度目となる。
時系列は,「ファイレクシア:完全なる統一」と「機械兵団の進軍」で描かれた新ファイレクシアの進軍を退けた直後。エルドレインの魔女たちは協力して戦いに勝利したが,代償として「忌まわしき眠り」と呼ばれる呪いが次元に蔓延してしまう。
人々を眠らせる呪いの裏には,悪夢を操る魔道士アショクの姿も見え隠れしている。不安をかきたてる呪いに立ち向かうため,おとぎ話の英雄たちが立ち上がる! というのが,エルドレインの新たな物語となる。
今回の新メカニズムは,エンチャント・トークン「役割」(Roles)と,唱える際に指定された種類のカードを生贄に捧げることで見返りを得られる「協約」(Bargain)の2種類だ。役割はトークンであるため,デッキ枚数には含まれず,対応するカードの効果でデッキ外からセットされる形式になると思われる。
さらに,エルドレインの王権でも大いに活躍した,1枚のカードを2回に分けて使用できるメカニズム「出来事」(Adventure)を持つ新カードも収録される。かつては《砕骨の巨人》や《厚かましい借り手》など,極めて強力なカードが登場したメカニズムであるため,今回も注目を集めることになりそうだ。
先に掲載した記事で紹介した通り,日本のアニメ制作会社によるアニメトレイラーの制作も明らかにされている。ボーナスシート全63種のうち20種類には日本人アーティストによる「アニメ・ボーダレス版」が用意されるなど,今回のカードセットは日本国内向けの展開に力が入れられているように感じられる。
「マジック:ザ・ギャザリング」,日本制作のアニメトレイラーの配信を決定。アニメのデザインを元にしたプロモカードも公開に
Wizards of the Coastは本日(2023年8月16日),トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」で,9月8日に発売を予定しているスタンダード・セット「エルドレインの森」のアニメトレイラー制作を発表した。
「マジック:ザ・ギャザリング」公式サイト
童話の次元を描き出す――『エルドレインの森』「おとぎ話」アニメ・ボーダーレス版カードを目撃せよ
なお,デビュー配信での発表内容は,マジック:ザ・ギャザリングの公式X(旧Twitter)アカウントでまとめられている。配信で取り上げられたカードの日本語版も確認できるので,気になる人はチェックしてみよう。
【プレビュー】9月8日発売のスタンダードセット『エルドレインの森』デビュー番組が配信スタート!
— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) August 15, 2023
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