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キングダムカム・デリバランス公式サイトへ
  • DMM GAMES
  • Warhorse Studios
  • 発売日:2019/07/18
  • 価格:通常版:7360円(税別)
    限定版:1万800円 (税別)
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[TGS 2018]主人公の存在以外はすべて史実どおり。日本上陸が決まった「キングダムカム・デリバランス」のステージレポート
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印刷2018/09/23 21:03

イベント

[TGS 2018]主人公の存在以外はすべて史実どおり。日本上陸が決まった「キングダムカム・デリバランス」のステージレポート

 東京ゲームショウ2018の最終日となった本日(2018年9月23日),DMM GAMESブースにて日本語版「キングダムカム・デリバランス」日本語版(PC / PlayStation 4。原題:Kingdom Come: Deliverance。以下,キングダムカム)のステージイベントが行われた。
 イベントでは,キングダムカムの開発元であるWarhorse StudiosのPRマネージャー・Tobias Stolz-Zwilling氏と,DMM GAMESの松本卓也氏が登壇。2人で本作の魅力を語ってくれたので,その内容をまとめておこう。

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左:松本卓也氏 右:Tobias Stolz-Zwilling氏

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 DMM GAMESは開催中の東京ゲームショウ2018の同社ブースでステージイベントを行い,リリースを予定している新作タイトルの情報を明らかにした。リアルな中世を描く「Kingdom Come: Deliverance」は完全日本語版でPCとPlayStation 4に対応。そのほかのタイトルも,見逃せないものばかりだ。

[2018/09/22 01:22]

 キングダムカムは,1403年のボヘミア王国(現在のチェコ領内にかつてあった小国)を舞台としたオープンワールド型のアクションRPGだ。ゲームに登場する武器や防具,建築物などは,1403年のボヘミアにあったものをリアルに再現。魔法などのファンタジー要素は一切登場しない。
 主人公は鍛冶屋の息子・ヘンリーである。本作では,村を焼かれて居場所を失った彼の生き様が描かれるのだ。

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 Tobias氏よれば,キングダムカムでは,15世紀で行われていたような近接戦闘も再現しているという。戦闘では,頭部,上半身の左右,下半身の左右という5つの部位に攻撃できる。戦闘の難度は高めで,プレイヤースキルが求められるとのこと。

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 実際の戦闘では,こちらが優勢になると,敵が命乞いを始めることもある。これを無視して殺すこともできるし,慈悲を持って見逃すことも可能だという。本作ではこのほかにも,さまざまなシチュエーションで重要な選択を迫られる場面があり,どの道を進むかによってプレイヤーを取り巻く環境は常に変化し,それは物語にも大きく影響するそうだ。

 登場するどのNPCにも個別の人生があり,それぞれ決まったライフサイクルに基づいて行動する。そうしたNPC達と交流することで,新しいクエストが発生したり,現在受けているクエストのヒントを得たりすることもあるという。
 そしてほとんどのNPCは,夜になるとお酒が飲めるところに行く。酒場では普段と違ってガードが甘くなるので,お金を奪ったり,家のカギを拝借したりといった犯罪に手を染めることも可能だ。

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 しかし悪さをしているところを衛兵に見つかると,牢屋にぶち込まれてしまう。その前に逃げたり,賄賂を渡して見逃してもらったりといったことも可能らしい。
 もちろん抵抗することもできるが,衛兵はとても強く,仮に倒せたとしてもその町の衛兵団から目を付けられてしまうため,その後の活動が難しくなる。牢屋に入れられても脱獄するチャンスはあるらしいので,腕や話術に自信がなければ,おとなしく捕まったほうがよさそうだ。

 前述のとおり,登場する武器などは,いずれも15世紀のものが再現されている。装備できる部位としては14のスロットあり,装備品はプレイヤーが自由に組み合わせられる。金持ちのような格好をすると話しかけてくる人が増える,騎士のような格好すると怖がって誰も近寄らなくなるといった具合に,装備によってNPCの接し方も変化するという。装備を店で買うときは交渉が可能で,うまいこといけば言い値よりも安く手に入れられるそうだ。

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 Tobias氏は,本作のユニークなセーブシステムにも言及した。ゲームをセーブするには,シナプスと呼ばれるお酒を飲まなくてはならず,セーブしすぎるとキャラクターは二日酔いになり,さまざまなバッドステータスが付くそうだ。

 ステージの最後に松本氏は「このゲームは本物のチェコの道の幅を再現していて,歩いているだけでもWarhorse Studiosのこだわりが感じ取れる」とコメント。登場する歴史や人物は史実に沿っているためプレイヤーの介在する余地がないように思えるが,プレイヤーであるヘンリーの存在は唯一のフィクションであり,本当の意味でのロールプレイを味わえる。そしてそこが,本作のコアな部分なのだと松本氏は語っていた。

 続いてTobias氏も「本作はヨーロッパにおける侍のストーリー。15世紀の様子を実際に見ることはできないが,このゲームならば当時の雰囲気を感じられる」とアピールし,ステージを締めくくった。

 日本上陸が発表されたばかりのキングダムカム・デリバランス。2019年春のリリースを,楽しみにしておこう。

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DMM GAMESの「キングダムカム・デリバランス」公式サイト


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