プレイレポート
「D×2 真・女神転生リベレーション」悪魔との交渉や悪魔合体など,シリーズお馴染みのシステムが満載。βテストレポートをお届け
「D×2 真・女神転生 リベレーション」公式サイト
「リベレイターズ」の一員となって
「アコライツ」の目論見を打ち砕け!
ゲームの物語は,スマートフォンの専用アプリから悪魔を召喚し,使役する力を持ったデビルダウンローダー,通称D×2(ディーツー)となったプレイヤーキャラが,世界を守護する秘密組織「リベレイターズ」の一員となり,未知の知的生命体「ヴェニタス」を信奉する集団「アコライツ」の悪しき目論見を打ち砕くために戦いを繰り広げていくというものだ。
キャラクターを決定すると早速バトルのチュートリアルがスタートするが,バトルについては別項でお伝えするので,ここではゲームの基本的な流れを簡単に紹介しよう。
本作は章立てされたメインストーリーを追いかけながら進んでいくオーソドックスな作りになっており,ストーリーを進めていくことでプレイヤーキャラの行動範囲も増えていく。
また,ゲーム内のさまざまな機能を開放するための任務「オーダー」が存在するので,とくにゲーム序盤はオーダーのクリアが目的となる。基本的な流れとしては,ゲームの進行に応じて解放される機能を活用しつつ,悪魔たちを強化し,バトルを繰り返してプレイヤーキャラと悪魔を成長させ,新たなコンテンツに挑戦するといった具合だ。
敵の弱点を突いて戦う「プレスターンバトル」
本作のバトルシステムは「プレスターンバトル」が採用されている。これは,バトルに参加する悪魔の数だけ与えられるプレスターンアイコンの数だけ攻撃や回復,アイテムの使用といった行動が起こせるシステムで,メガテンシリーズならではのシステムでもある。
基本的にターン開始時にパーティの悪魔の数だけプレスターンアイコンが与えられ,1回の行動につきプレスターンアイコンを1つ消費。プレスターンアイコンがすべてなくなるとターン終了となる。
しかし,攻撃によって敵の弱点属性を突いたり,クリティカルヒットが出たりした場合は,通常なら1減少するプレスターンアイコンは半分の0.5の減少となり,ボーナスターンとして行動回数が1回増加する。
ただしボーナスターン時に敵の弱点属性やクリティカルなどの攻撃を与えてもさらに行動回数が増えることはない。たとえばパーテイに仲魔が4体なら,弱点を突いて攻撃していけば最大8回攻撃が可能なので,場合によっては1ターンで決着がつけられる。
とはいっても,逆に敵がその属性に対して無効化する耐性を持っていたり,単純に攻撃をミスしたりすると,プレスターンアイコンが通常より1多く減少し,行動回数が減ってしまう。また,敵が反射や吸収といった属性の行動を起こすとプレスターンアイコンが全部消費されてしまい,ターンが終了してしまうのだ。
これらはすべて敵側にも適応されるルールなので,こちら側だけ有利な要素というわけではない。プレスターンバトルではこの“属性”が大きなウェイトを占めており,最重要項目となっている。
敵はもちろん仲魔の悪魔についても,すべて属性に得手不得手が存在する。その属性を知ることがバトルのもっとも大きなポイントだが,そこで大事になるのがデビルアナライズだ。
デビルアナライズは悪魔の属性情報で,バトル中は画面右側に表示されている。初めて出会う悪魔はすべての属性が「?」で表示されるが,各属性で攻撃を与えたり,一部のスキルやアイテムなどを使用したりすることで開示できる。また,その悪魔を仲魔にするとデビルアナライズはすべて開示されるので,仲魔を増やしていくことは攻略にも役に立つ重要な要素になるのだ。
本作では通常4体の悪魔からなるパーティを編成するが,フレンドが設定する悪魔をサポーターとして召喚すると最大5体でバトルに挑める。だが,サポーターの悪魔はプレイヤーが行動を指示できず,オート行動となる。自分の悪魔をサポーターとして設定する場合は,シンプルに強い仲魔を設定しておくのがよさそうだ。
そのほかバトル中は,ほかプレイヤーによる攻撃アシスト「バトルアシスト」が発生したり,逆にほかプレイヤーからの救援要請を受けて助けたりといった要素もあり,突発的なゆるいソーシャル要素を楽しみながらプレイできる。
悪魔と「交渉」して仲魔に引き入れよう!
メガテンシリーズではもはやお馴染みのシステムである悪魔との「交渉」は,悪魔と会話し,その会話次第で仲魔にできるというシステムだが,それは本作にも搭載されている。
本作ではバトル時,まれに悪魔の上に「TALK」アイコンが表示される。この「TALK」アイコンをタップすると悪魔との「交渉」が可能になり,悪魔との会話次第でその悪魔を仲魔にできる。会話のみで仲魔になる場合もあれば,悪魔が取引を持ちかけてきて,その取引に応じることで仲魔になる場合もある。仲魔にしたい悪魔からの取引には全力で応じたいところだ。
そんな交渉の一例をスクリーンショットで紹介してみよう。
ということで,バイコーンを仲魔にできた。このように交渉がうまくいくと仲魔として引き入れられるが,交渉に失敗すると通常のバトルと同様に敵として対峙するので,その場合は残念だが戦おう。ともあれ「TALK」アイコンが表示されたらまずは悪魔と交渉してみることから始めてみてほしい。
「悪魔合体」で新たな悪魔を生み出そう
悪魔を仲魔にする方法は,バトルにおける悪魔との交渉のほか,アイテムを消費して行う召喚(いわゆるガチャ)が存在するが,そうして仲魔にした悪魔を素材にした「悪魔合体」では,新たな悪魔を生み出せる。「悪魔合体」には「二身合体」と「多身合体」の2種類があり,序盤では二身合体のみが行える。
「二身合体」は,2体の悪魔を使って新しい悪魔を生み出す悪魔合体で,その結果は合体元となる悪魔の種族とグレードで決まる。
悪魔はこの悪魔合体だけでなく,アイテムや悪魔を素材にした悪魔の強化(捕食)や,育てた悪魔のレベル上限やレアリティをアップさせる「転生」。悪魔の秘められた能力を引き出す「覚醒」。悪魔から別の悪魔へスキルを移動させる「継承」。悪魔に装着させることでステータスをアップできる「烙印」など,さまざまな用途で強化できる。
ただし,悪魔合体も含めて各強化に素材として使用する悪魔は消滅してしまうので,よく考えて実行しなくてはならない。こういった部分も頭を悩ませながら楽しめるポイントだ。
ほかにも遊べるコンテンツはたくさん
通常のプレイでは基本的にストーリーを追いかける形になるが,さまざまな機能が開放されていくと,メガテンシリーズのプレイヤーなら見慣れた3Dのダンジョンを探索する「アウラゲート」や,さまざまな討伐任務をこなし,覚醒に必要なアイテムや烙印などを入手できる「デビルバスター」,ほかプレイヤーの防衛パーティと戦闘が可能な「D×2デュエル」,悪魔たちが作ったテーマパークでクエストのクリアしていく「ジゴクパーク」など,遊びの幅が広がっていく。
また,ゲーム内でほかプレイヤーのゲーム進行具合に対して褒め合ったり,チャットで会話したりなども可能なので,楽しみ方は無限大だ。
βテストでプレイしたゲームの内容は以上となる。
なお本作は事前登録が受付中で,気になる配信時期は2018年1月中旬とされている。続報にも期待しつつ,正式サービス開始を楽しみに待ちたい。
「D×2 真・女神転生 リベレーション」公式サイト
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D×2 真・女神転生 リベレーション
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(C)SEGA/(C)ATLUS
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