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[E3 2018]シリーズ最新作「ウイニングイレブン 2019」はどう進化した? E3会場でチェックしてきた
プレゼンテーションで最初に強調されたのは,ライセンスについてだ。ウイニングイレブン 2019は,前作「ウイニングイレブン 2018」には収録されなかったロシア(Russian Premier League)やデンマーク(Superliga)など,7か国のリーグのオフィシャルライセンスを新たに取得している。前作と比較して,チーム数が100以上,選手数が2500以上増えているという。さらに,今後も発売までに新たなライセンスを獲得し,発表する予定があるそうだ。
また,ライセンスはリーグやチーム,選手だけでなくスタジアムのものも増えており,最終的には40以上のスタジアムが実名で登場するという。
<欧州>
<南米>
- 「Russian Premier League」(ロシア)
- 「Superliga」(デンマーク)
- 「Liga NOS」(ポルトガル)
- 「Raiffeisen Super League」(スイス)
- 「Ladbrokes Premiership」(スコットランド)
- 「Jupiler Pro League」(ベルギー)
- 「Superliga Quilmes Clasica」(アルゼンチン)
グラフィックス面もアピールされていた。ウイニングイレブン 2019ではグローバルイルミネーション(自然な陰影を生成するレンダリング技法)をリアルタイムで処理するミドルウェア「Enlighten」を導入し,時間の経過によって変わるピッチへの日の当たり方などもリアルに再現しているという。日なたと日陰でボールの見え方が変わることもあるので,キックオフ前のコイントスでは有利な陣地を選択するといった戦い方も生まれそうだ。
また,試合に出場している選手が疲れてくると,見た目に表れるという点も大きな変化だろう。前作までは疲れても能力が落ちるだけで,見た目では分からなかったが,最新作では疲労が著しい選手を狙って攻撃を仕掛けるといった場面が出てくるかもしれない。
ちなみに,これに付随してか,疲れている選手を少ない手順で交代できる機能が追加される。
さて,実際にウイニングイレブン 2019を遊んでみて,最初に感じたのは選手のグラフィックスの進化だ。前作よりも筋肉の盛り上がり方などが分かりやすくなり,ユニフォームのシワや汚れもリアルになっていた。選手同士が体をぶつけ合ったときの表現も,さらに本物らしくなっている。
試合のスピード感はウイニングイレブン 2018とほぼ同じで,「ウイニングイレブン 2017」よりも明らかに遅いため,ウイニングイレブン 2018と同じような感覚でプレイできた。ちなみに,セットプレイもウイニングイレブン 2018と同じ操作方法だ。
今回の試遊では確認できなかったが,ウイニングイレブン 2019には「雪」の天候が追加されている。それは単に雪が降るという見た目だけの話ではなく,試合に影響するという。ボールが水分を含んで重くなったり,ピッチが滑りやすくなったりするため,コンディションに合った戦術を用意する必要も出てくるだろう。
感情移入という意味でも「選手やチームが実名で登場する/しない」は,サッカーゲームファンにとって重要な要素だ。今後,ライセンス関連の発表が予定されているとのことなので,続報を楽しみにしつつ,発売日(8月30日)を待ちたい。
「ウイニングイレブン 2019」公式サイト
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