プレイレポート
[E3 2019]「マリオ&ソニック AT 東京オリンピック」で追加される新競技「空手」「サーフィン」「スケートボード」のプレイレポートをお届け
マリオとソニックが共演する人気シリーズの最新作となる本作は,Nintendo SwitchのJoy-Conを使った“体感操作”でオリンピック競技を楽しめる作品だ。今回体験できた新競技は「空手」「サーフィン」「スケートボード」の3つだったが,笠原氏によると競技自体は新旧含めて21種以上あるという。前作までにあった陸上競技のいくつかが入れ替わる形で消えるなどしているものの,ボリューム自体は過去最高のものになるそうだ。
最初にプレイした「空手」は,1vs.1で行われる競技だ。基本動作は「攻撃」「掴み」「防御」の3つとなり,攻撃を当て続けて判定ゲージ(旗のマーク)が満タンになるか,掴みで技ありを取るか,相手を場外に出せば勝ちとなる。これまでのシリーズにはなかった“格闘ゲーム”のような熱い駆け引きが楽しめるほか,キャラクターごとに用意されている必殺技も見どころの1つとなっている。
「サーフィン」は,波に乗っている間にどれだけトリックを決められるかを競う競技だ。高い波ほどトリックのチャンスも生まれるので,波を見極めるところからプレイヤーのセンスが試される。
波に乗り始めたら,Joy-Conを傾けたり跳ね上げたりして,トリックを決めていくのだが,波が高ければチューブ(波が崩れ始めるとできる空洞)の中に入ることができ,そこでうまくバランスを取り続ければ,より高い得点がもらえる仕組みだ。片方のJoy-Conだけで簡単に操作できるので,初心者同士でも盛り上がりそうだ。
「スケートボード」もプレイフィールはサーフィンに似ており,制限時間内にどれだけトリックを決められるかが勝負となる。こちらも片方のJoy-Conだけで操作できるのだが,ボタンの組み合わせや,Joy-Conの傾け方などによって,繰り出されるトリックも変わってくるので,操作に慣れるほどに面白くなってくるタイプの競技といえる。
笠原氏がこだわりポイントとして挙げていたのが衣装だ。本作では競技に合わせた衣装がキャラクターごとに用意されており,競技によって変わるキャラクターの装いも1つの楽しみになっている。ただ,今回確認した限りでは,クッパには衣装がない模様。さすがに大きすぎるか。
最後に笠原氏から,読者に向けてメッセージをもらったので,それを掲載して本稿の締めとする。
「このシリーズは,オリンピックがテーマということもあって,海外で人気がありました。ただ,今回は自国開催ということで,日本のみなさんにも楽しんでいただけるよう,一生懸命作っています。遊びごたえもしっかりありますので,ぜひプレイしてみてください」
「マリオ&ソニック AT 東京オリンピック」公式サイト
4GamerのE3 2019関連記事一覧
- 関連タイトル:
マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック
- この記事のURL:
キーワード
TM IOC/TOKYO2020/USOC 36USC220506.(C)2019 IOC. All Rights Reserved. (C)NINTENDO.(C)SEGA.