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イベント
「ブラスタ」らしい緊張感と笑いのある見どころたっぷりの朗読劇。ブラックスター5周年記念朗読劇イベント「READING STARLESS」レポート
DONUTSがサービス中のスマホアプリ「ブラックスター -Theater Starless-」（iOS / Android。以下，ブラスタ）の5周年記念朗読劇イベント「READING STARLESS」が，都内の浜離宮朝日ホール 小ホールで2024年9月29日に開催された。本イベントでは「ブラスタ」の出演声優18人が登壇し，朗読劇と楽しいトークが届けられた。 |
「ブラスタ」とは？
「ブラックスター -Theater Starless-」は，男性シンガーやパフォーマーたちのエンターテインメントショーが上演されているショーレストラン「Theater Starless（シアター・スターレス）」を舞台に，トップスターを目指す男たちとの物語が描かれる“ワルメン応援＆リズムゲーム”だ。そんなスターレスに特別な客として招待された主人公（プレイヤー）は，各チームに所属するキャストたちと触れ合うなかで，彼らや舞台裏の事情を知ることになる。
なお，本作のストーリーは現実の時間とリンクし，リアルタイムで展開していく。また，キャラクターボイスを担当する声優とは別に，キャラクターの歌唱を担当するシンガーが起用されているのも特徴となっている。
「ブラックスター -Theater Starless-」公式サイト
「ブラックスター -Theater Starless-」ダウンロードページ
「ブラックスター -Theater Starless-」ダウンロードページ
「スターレスの作法」とは!?
笑いあり緊張感ありのボリュームたっぷり朗読劇
開演前，満員の客席に向かってスターレスのオーナーである羽瀬山が語りかける。当初はオーナーらしく観劇中の注意を読み上げていたが，「もう一度見たかったら配信チケット買ってくれや」というなんとも羽瀬山らしいセリフも飛び出し，笑いが起きた。早くも「スターレスに来た！」という期待感でいっぱいのなか，幕が上がる。
イベントはいくつかの話に分けられた朗読劇と，そのあいだに行われるトークパートという構成で進められた。
■出演者
チームK
日野 聡さん（ケイ役）
小林裕介さん（銀星役）
河西健吾さん（夜光役）
竹内良太さん（ソテツ役）
石川界人さん（ギィ役）
田丸篤志さん（吉野役）
チームW
沖野晃司さん（晶役）
新垣樽助さん（鷹見役）
秋谷啓斗さん（大牙役）
チームP
中島ヨシキさん（リンドウ役）
チームB
小笠原 仁さん（リコ役）
阿部 敦さん（藍役）
田所陽向さん（金剛役）
チームC
斎賀みつきさん（モクレン役）
株元英彰さん（玻璃役）
その他
太田将熙さん（運営役）
福田賢二さん（羽瀬山役）
川原慶久さん（岩水役）
◆朗読劇（1）
登場：ケイ／ギィ／鷹見／大牙／リンドウ／玻璃
スターレス5周年を記念して，店では「惑星」がテーマの5周年イベントが行われることに。しかし，「星がない店（スターレス）なのになぜ惑星？」と，キャストたちは疑問に思っていた。お客さまに聞かれたらなんと説明するかという話になるのだが，ここで飛び出したのが「スターレスの作法（決めセリフの作法）」なるお約束だ。
これは，キャストが決めセリフを言う際にSEが鳴り，それを合図に観客が拍手や「ワー！」「キャー！」などの歓声で応えるという，今回の朗読劇のメタな（？）楽しみ方である。これを大真面目に練習するキャストの様子に笑いが起きるが，実際に決めセリフを披露した鷹見やリンドウには本気の歓声と拍手がわき，一気にテンションの上がるスタートとなった。
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◆トークパート（1）オープニング
出演：日野さん，中島さん，斎賀さん
最初のトークパートに登場したのは，所属チームのトップを務める日野さん，中島さん，斎賀さんだ。3人は最初の朗読劇に出てきた「スターレスの作法」について触れ，「5年，関わってるけど初めて聞いた！」と中島さんが言えば，日野さんが「立ち上げ当初からだ！」と答えて笑いが起きる。また，斎賀さんは観客と拍手でコミュニケーションを取り，会場を大いに盛り上げた。
なお，生で決めセリフを聞けるのは会場参加者にとっての楽しみだが，いろいろなカメラワークで出演者の細かな表情が楽しめるのは配信ならではとも話し，引き続き楽しんでほしいと伝えた。
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◆朗読劇（2）旧スターレス＋新旧オーナー
登場：ケイ，銀星，吉野，晶，リンドウ，モクレン，岩水，羽瀬山
スターレスに元オーナーの岩水が現れ，何をしに来たのかと訝しむキャストたち。旧スターレスを知る一同は，今は人相の悪い（！）岩水も昔は客に言い寄られることもあったと言い，以前のスターレスの思い出話になる。
昔あった「カラアゲハイボール事件」は，岩水がリンドウに無茶振りをし，キャストたちの協力でどうにか解決した出来事だったという。そして昔の話より今の話だと，モクレン，ソテツ，吉野，晶，最後に羽瀬山が決めセリフを披露したのだった。
 小林裕介さん（銀星役） |
 中島ヨシキさん（リンドウ役） |
 福田賢二さん（羽瀬山役） |
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◆トークパート（2）
出演：田丸さん，沖野さん，株元さん，川原さん
次のトークパートには田丸さん，沖野さん，株元さん，川原さんが登場し，出演陣は口々に「（朗読劇が）リハと温度感が全然違う！」と，観客につられて笑ってしまうと明かす。
また，今回のトークテーマの「最近ハマっていること」では，株元さんがYouTubeの番組，田丸さんが車の運転，沖野さんは食材の買い物，川原さんは料理だと言い，お互いのマイブームにツッコミをし合うなど大いに盛り上がりを見せた。
 田丸篤志さん（吉野役） |
 沖野晃司さん（晶役） |
 株元英彰さん（玻璃役） |
 川原慶久さん（岩水役） |
◆朗読劇（3）チームB／チームC／オーナー
登場：夜光，リコ，藍，金剛，モクレン，玻璃，運営，羽瀬山
エントランスの清掃で一悶着の一同。羽瀬山の前でも態度を変えず悪びれない運営は，昔からいたかのような馴染みぶりだ。ちょうど居合わせたメンバーたちは「今回の公演についてお客様にどう説明している？」という話になり，玻璃，リコ，藍，運営，夜光が決めセリフを披露した。去り際，羽瀬山は金剛に「客が来る予定がある」と告げ，その様子を見ていた藍は2人の関係に興味を持つ。
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 小笠原 仁さん（リコ役） |
 阿部 敦さん（藍役） |
 田所陽向さん（金剛役） |
 太田将熙さん（運営役） |
◆トークパート（3）
出演：河西さん，竹内さん，田所さん，福田さん
このトークでも「みんなリハと様子が違う！」と，本番でのテンションの高さが話題に。とくにアイドルらしい夜光の決めセリフと，それに嫉妬する運営の姿が新鮮だったそう。また，トークテーマは「惑星占い」（占星術の一種）で，チームBの「土星」とチームKの「金星」に話が及ぶ。ちなみに竹内さん個人は「地球」らしく，ここにいる全員が「竹内さんの中に!?」と盛り上がった。
 河西健吾さん（夜光役） |
 竹内良太さん（ソテツ役） |
◆朗読劇（4）チームK＋運営
登場：ケイ，銀星，ギィ，夜光，ソテツ，吉野，リコ，運営
運営とチームKのキャストがグッズ運びをするところに居合わせたリコは，手伝いをお願いされる。結局グッズ整理まですることになるのだが，新旧のチームKメンバーが揃っていることを指摘されて嫌な顔。アンダーだった時代を始め，ほかのメンバーもチーム間を移動した思い出などに話が広がる。
5周年公演についての「決めセリフ」はギィと銀星が披露し，チームKはあとはケイのみ……というところで，結局またグッズ整理に戻る一同だった。
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◆トークパート（4）
出演：小林さん，石川さん，小笠原さん，太田さん
このトークでは，朗読劇で独特な決めセリフを放った運営に拍手が上がった。トークテーマは「新しく挑戦したい／していること」で，石川さんは運動，小林さんは大型二輪免許，小笠原さんは台本の持ち方，太田さんは農業だと話す。次の6周年では，太田さんが作った野菜を使った料理でディナーショーをやってみたい！ と意気投合する声優陣だった。
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◆朗読劇（5）チームW／チームB（反社）＋岩水
登場：晶，鷹見，大牙，藍，金剛，岩水
羽瀬山が会っていた人物について金剛に探りを入れる藍。2人に声をかけた鷹見は関係ないと言われ，その場に緊張が走る。さらに岩水たちも加わり珍しいメンバーが揃う。そして新旧オーナー対決で，2人は何かを賭けていたらしいという話になる。キャストたちはどうせろくでもない内容と言いながら，決めセリフをする流れに。披露したのは金剛，大牙。皆の様子を見ていた岩水は，今のスターレスについて「あのころとはだいぶ変わった」と呟く。
 新垣樽助さん（鷹見役） |
 秋谷啓斗さん（大牙役） |
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◆トークパート（5）
出演：新垣さん，秋谷さん，阿部さん，福田さん
「自分なら羽瀬山と岩水どちらのチームに入りたい？」というトークテーマで，羽瀬山にはつかないと断言したのが秋谷さん。鷹見のキャラ的に「明言を避けて『有利な方』」としたのが新垣さん，「藍ちゃんなら第3勢力を立ち上げるかも！？」と答えたのが阿部さんだった。観客にどちらが良いか尋ねたところ，羽瀬山のほうが拍手が大きく，福田さんが「（岩水役の）川原さん，大変なことになってますよ！」と叫び，笑いが起きた。
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◆朗読劇（6）エピローグ
登場：ケイ，リンドウ，モクレン，羽瀬山，岩水
翌日に会う約束をする羽瀬山と岩水。一方，ケイ，リンドウ，モクレンの3人はリニューアルオープンからの5年間に思いを馳せていた。ケイが「どんな道でも進むか」と尋ねると，リンドウは「ステージに立つこと」モクレンは「ステージで踊ること」を試すと言い，ケイの問いかけを肯定する。その場に一人残ったケイは，「俺はいつも『君』のためにある，例え君の隣に立つことができなくても」と呟くのだった――。
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ラストは前半後半の2組に分かれてのトークコーナーで，出演者全員からファンに温かいメッセージがおくられた。また，前半と後半のあいだには特報として2つのビッグニュースが発表された。
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◆特報1：5thアルバム「BLACKSTAR V」が発売決定！
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ゲーム内に登場する楽曲を収録した5thアルバム「BLACKSTAR V」が発売決定。本アルバムの発売を記念して，1stアルバム「BLACKSTAR」に収録された楽曲のゲームサイズ版デジタル販売及びストリーミング配信が開始されている。
◆特報2：2025年1月にライブ「BLACK LIVE -Battle of Starless-」開催決定！
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2025年1月11日から13日，KT Zepp Yokohamaにて「ブラックスター -Theater Starless-『BLACK LIVE -Battle of Starless-』」の開催が決定した。出演者やチケット販売情報は詳細ページを確認してほしい。
「BLACK LIVE -Battle of Starless-」詳細ページ
なお，YouTube公式チャンネルではスターレスの軌跡を振り返る動画「RE ENTER THE STARLESS」が公開中だ。この動画では，スターレスで起きた出来事やキャストたちの歩みをダイジェストで楽しむことができる。今後の「ブラックカード編」の展開に備え，ぜひチェックしてみてほしい。
「ブラックスター -Theater Starless-」公式サイト
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