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[gamescom]スクウェア・エニックスブースで「Marvel's Avengers(アベンジャーズ)」がプレイアブル公開。5人のヒーローをとっかえひっかえ楽しめるチュートリアルを体験
「Marvel's Avengers(アベンジャーズ)」
公式サイト
映画シリーズとは距離を置き,原作コミックスに沿った世界観を描く「Marvel's Avengers(アベンジャーズ)」。アベンジャーズが新しい本部をサンフランシスコに建設し,テリジェン・クリスタルという資源を利用したヘリ空母のお披露目を行う,「A-Day」と呼ばれる市民との交流会からゲームはスタートする。
テロリストグループの攻撃により,サンフランシスコのランドマークであるゴールデン・ゲート・ブリッジが戦場になり,そこを舞台として,本作のプレイアブルキャラクターのキャプテン・アメリカ,アイアンマン,ブラックウィドウ,ソー,そしてハルクの5人を,とっかえひっかえプレイするのが,本作のチュートリアル部分になっている。
それぞれがまったく違う戦闘スタイルを持つヒーロー達だけに,特殊能力は異なるボタンにアサインされており,プレイフィールもかなり違う。ソーはハンマーの「ムジョルニア」を敵に投げつけたり,地面に打ち付けて周囲の敵をノックダウンさせる一方,アイアンマンは手のひらから放出するエネルギーで相手を攻撃し,キャプテン・アメリカはシールドを投げるという,おなじみのアクションを見せてくれる。
圧巻はハルクで,敵をつかんで振り回しながら周囲の敵をなぎ倒したり,地面からアスファルトを剥ぎ取って投げつけたりなど,ド派手で爽快な攻撃が楽しめた。また,中ボスと戦うブラックウィドウは,敵の接近をすばやくかわしては,銃で狙いを定めるといったスタイル。全員を使いこなすことはできなかったが,それぞれのヒーローには「プライマリー」「スペシャリティ」「ケイパビリティ」,そして「ユーティリティ」というスキルが用意されていた。
試遊のあとは,本作を開発するCrystal Dynamicsのエグゼクティブプロデューサー,スコット・エイモス(Scot Amos)氏が,基本的なストーリーやゲームシステムについて話してくれた。
ショッキングなことに,このテロリストの攻撃によってキャプテン・アメリカは死んだとされ,テロリストグループの目的だったトニー・スターク(アイアンマン)の秘密技術も盗み出されてしまう。責任を感じたトニーは隠遁生活を送り,アベンジャーズのメンバーは散り散りになって,5年の歳月が過ぎ去った。
5年後の世界はスーパーヒーローに頼る社会を否定しており,科学技術を信じるAIMという巨大企業グループが大きな権力を持っている。そんな世界を背景に,散っていったメンバー達が再び集結し,残されたヘリ空母に乗って世界中を駆け回り,各地でミッションを遂行していくことになるという。
それぞれのヒーローには専用のスキルツリーが用意されており,例えば近接攻撃に特化するのか,それともレンジアタックに比重を置くのかといったカスタマイズが楽しめる。そのため,プレイヤーは,好きな方向にキャラクター達を成長させることができるという。
キャプテン・アメリカが本当に死んだのかなど,現時点でゲーム展開の詳細は発表されていないが,今回の取材で新たに紹介されたのが,「ウォーテーブル」というシステムだ。
これは,ヘリ空母のコマンドセンターのような機能で,「アメリカ南西部」など,空母を移動させた地域のマップが円形のスクリーンに表示される。そこには,1つの「ヒーローミッション」が青いアイコンで表示され,そのほかに5〜6個の「ウォーゾーンミッション」が白いアイコンで表されている。プレイヤーは,これらのミッションから好きなものを選んで挑戦できるのだ。
ヒーローミッションとは,特定のキャラクターのストーリーを進めるために用意されているもので,これをプレイすることで,そのキャラクターの新しいコスチュームや装備がアンロックされるという。ウォーゾーンミッションはランダムに出現するようだったが,最大4人のプレイヤーによる協力プレイに対応したオンラインゲームのインスタンスダンジョンのようなミッションだ。ウォーテーブルにはこのほか,緑色のアイコンも1つ表示されていたのだが,これについてエイモス氏は「あとのお楽しみ」とだけ述べ,バラエティに富んだミッションタイプの存在を示唆していた。
約80年にわたって続く原作コミックスの資産を大いに利用した「Marvel's Avengers(アベンジャーズ)」では,例えば「マフィア風のダブルのスーツを着こなしたハルク」など,ファンが大喜びしそうな装備も多数,用意されているという。こうしたアイテムを,世界各地を巡りながら集めていくのも楽しそうだが,エイモス氏はアイテム販売について「マーケットプレイス」についても少しだけ語っており,続報が気になるところだ。
日本では2020年5月15日にリリースされる予定で,今のところ日本でのサービス予定はないもののGoogleのクラウドゲームサービスStadiaにも対応するという本作。gamescom 2019に続いて,東京ゲームショウ2019での公開にも期待したい。あのマーベルヒーロー達を,自分好みの能力とルックスでカスタマイズするのが楽しそうな,長く遊べる作品になりそうだ。
「Marvel's Avengers」公式サイト
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(C)2020 MARVEL. Developed by Crystal Dynamics and Eidos Montréal.
Development support provided by Nixxes. All rights reserved.
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