「Star Wars ジェダイ：サバイバー」，コンシューマ版の最新パッチを本日配信。待たれるPC版については今週後半を予定

　Electronic Artsは本日（2023年5月10日），販売中の「Star Wars ジェダイ：サバイバー」において，PlaySatation 5版とXbox Series X|S版の最新パッチを配信した。PC版については，今週後半，準備が整い次第配信を開始するという。

「Star Wars Jedi: Survivor」公式サイト

　4月28日にリリースされた「Star Wars ジェダイ：サバイバー」は，Respawn Entertainmentが開発したアクションアドベンチャーで，2019年にリリースされた「Star Wars ジェダイ：フォールン・オーダー」（PC / PS4 / Xbox One）の続編として，前作の5年後を舞台に，1人でジェダイ騎士に成長したカル・ケスティスの冒険が描かれている。
　セールスは好調で，作品に対する評価も高いようだが，PC版では最適化不足によるパフォーマンスの低下やフリーズなどがリリース前から報告されており，EAはこれを説明，謝罪するコメントを4月29日に発表している。

A note from the Jedi Team on the PC version of Star Wars Jedi: Survivor pic.twitter.com/C3bp78VICr

— EA Star Wars (@EAStarWars) April 28, 2023

　最新パッチでは，レイトレーシングのオクルージョン動作をアップデートしたり，トラバーサルのヒッチングを緩和したりするなど，PC版の問題点を改善するという。さらに，高効率コアを搭載したIntelの新型CPUでのパフォーマンス向上や，CPUとGPUの最適化などにも引き続き取り組んでいくとのこと。パッチの詳細は以下のリリース文を参照してほしい。

『Star Wars ジェダイ：サバイバー』
今後のパッチノート＆タイミング

5月10日（日本時間）にPlayStation 5 、Xbox Series X|S向けに配信する『Star Wars ジェダイ：サバイバー』のパッチに関する詳細をお知らせいたします。
PC向けには準備が整い次第、今週後半の配信を予定しています。

パッチノートについては以下をご覧ください
（コンソール向けは日本時間5月10日、PC向けは準備でき次第、今週後半を予定）
・（PCのみ）レイトレーシングのオクルージョン動作をアップデートし、待機状態を短縮
・（PCのみ）ストリーミングのバジェットを更新し、トラバーサルのヒッチングを緩和
・（PCのみ）一部のVFXパフォーマンスを改善
・ コンソールにも近日中に対応予定
・（PCのみ）レイトレーシングを切り替える際のデータ処理を更新し、レイトレーシング以外のパフォーマンスを改善
・（PS5のみ）PS5ユーザーにHDRセットアップが正しく表示されない不具合を解消するため、HDR値の不一致を修正
・様々な保存状態のエラーを修正
・一部のシナリオのストリーミングが黒い画面で終了する問題を改善
・「石の尖塔」でベントの1つが正しく起動しない不具合を修正
・物語のシーンで音楽が正しく動作しない不具合を修正
・一部のシーンでライトセーバーのマークが正しく表示されない不具合を修正
・ルクレハルクで進行が停止状態になることがあった不具合を修正
・エレベーターからプレイヤーが落下し、進行が停止状態になる不具合を修正
・レイヴィスが無敵の状態になってしまうバグを修正
・ゲーム終盤の物語の流れを壊すような深刻なアニメーションの問題を修正
・瞑想場の中でプレイヤーが動けなくなるオブジェクト衝突のバグを修正
・BD-1の一部のアビリティが戦闘中は使用できないことの説明を追加
・テキストのスクロールを改善
・テキスト翻訳を若干修正
・さまざまなクラッシュを修正

さらに、開発チームは既知の問題を今後のパッチで改善するために調査、修正に取り組んでいます。
・（PCのみ）効率化コアを搭載した新型CPU「i7」「i9」でのパフォーマンスの向上
・（PCのみ）レイトレーシングの有無にかかわらず、CPUとGPUを最適化し、待機状態を短縮するための一般的なパフォーマンスの改善
・（PCのみ）レイトレーシングのデータ、アセットのストリーミング、およびビルド済みシェーダーのギャップに起因する、いくつかのヒッチングの改善
・さまざまなバグの修正
・そのほかにも！
すべてのプラットフォームに対してさらにアップデートを行っていきます。
タイミングについては準備ができ次第、お知らせします。