WWIIをテーマにした新作RTS「Men of War II」，オープンβテストを5月11日に開始。連合軍やソ連軍を率いて，第三帝国を追い詰めろ

　Fulqrum Publishingは，ウクライナのBest Wayが開発するPC向けの新作RTS「Men of War II」のオープンβテストを，2023年5月11日〜14日の日程で実施すると発表し，参加受付を開始した。


　「Men of War II」は，2004年の「Soldiers: Heroes of World War II」に始まり，「Men of War」（2008年），「Men of War: Assault Squad 2 - Cold War」（2009年）などへと続く，ニッチだが息の長いRTSシリーズの最新作だ。プレイヤーは連合軍またはソ連軍のいずれかを操作して，オマハビーチやレニングラードからベルリンまで，ナチス率いるドイツ第三帝国を追い詰めていくというキャンペーンが描かれる。


　シリーズ最新作ではグラフィックスが大きく改善され，兵器や武器などがリアルに表現されている。3つの勢力を合わせて45の大隊と300以上の車両や兵士ユニットが登場し，派手な爆撃や砲撃などアクションも豊かだ。マップ上，すべての場所が物理効果により破壊可能で，没入感を高めるサウンドデザインが戦場の様子を生々しく再現しているという。

　これまでもマルチプレイテストなどが行われてきた本作だが，最大の特徴となるのが，キャンペーンモードに導入された高度なAIだ。おなじみのテーマのRTSではあるが，敵勢力は臨機応変に戦術を変えてくるため，待ち伏せや航空支援など，さまざまなユニットを駆使した戦略的な戦いが楽しめそうだ。


　オープンβテストに参加したい人は，Steamのストアページにあるプレイテストの「アクセスをリクエスト」をクリックして登録しておけば，誰でもプレイできるようだ。これまで公開された対戦や協力モードに加え，今回のテストではソロプレイが可能なキャンペーンが初公開される。ストアページによれば，日本語にも対応しているとのことだ。