アクションRPG「NEO BERLIN 2087」の開発を発表。「Unreal Engine 5」を使用したサイバーパンクなスリラーアクション

　ドイツのゲームデベロッパElysium Game Studioは，アクションRPG「NEO BERLIN 2087」（PC / PS5）の制作を発表し，アナウンストレイラーを公開した。

「NEO BERLIN 2087」公式サイト

　「NEO BERLIN 2087」の舞台は，技術の急激な進歩で高度にネットワーク化された未来の「ネオ・ベルリン」だ。金持ちが街を支配して貴族のようにふるまう一方，貧しい人々は隔離されたスラムや，街の外にある荒廃した土地で生き残りに苦闘するという，2つの階級に分断されている。
　主人公は，他人の心にハッキングして行動の動機を読み取る力を持つ探偵で，ある事件を追ううちに，やがて複雑な社会の背後にある陰謀と対峙していくことになるという。


　「サイバーパンク2077」や「_Observer」，映画「マイノリティ・リポート」を思わせるディストピアを描く「NEO BERLIN 2087」だが，公開されたトレイラーからは，広大な都市の景観や爆発効果など，「Unreal Engine 5」によるハイレベルなグラフィックスで描かれていることが分かる。
　戦闘シーンでは，一人称視点と三人称視点を瞬時に切り替えつつ，さまざまな武器を取り替えて戦うことになり，周囲の時間が停止するバレットタイム風のゲームシステムも用意されている。ディテクティブ要素だけでなく，バトルスーツを装着しての多彩なアクションも楽しめそうだ。


　「NEO BERLIN 2087」を開発するElysium Game Studioは，セルフパブリッシングも行うようで，リリースは2024年内となっている。今後，グラフィックスやゲームプレイのチューンアップが施されていくはずだが，今のところ日本語対応は予定されておらず，PS5版の日本展開も発表されていない。続報に期待しよう。