ウルトラバイオレントなFPS「Trepang2」，6月22日リリース。常識を超えた戦闘力で，何千人もの敵を殲滅しよう

　カナダのインディーゲームデベロッパTrepang Studiosが開発し，Team17がパブリッシングを担当するFPS「Trepang2」が日本時間2023年6月22日，SteamとGOG.comでリリースされる予定だ。発売に向けて，最近は毎週のように最新トレイラーが公開されている。

「Trepang2」公式サイト

　2017年にプロトタイプデモが公開され，スローモーションを使った銃撃戦やインテリジェントな敵AI，「Unreal Engine 4」によるグラフィックスなどで評判となった「Trepang2」。インディーズゲーム専用サイトのIndieDBでは，プロトタイプであるにも関わらず，トップ100に選出されるなど，ファンの期待が集まっていたタイトルだ。2018年と2019年に公開されたデモ版も，IndieDBのトップ100に選ばれたという。


　主人公は記憶をなくした男で，謎の集団が彼を厳重に警備された施設から脱走させる。記憶はないものの，戦闘能力は人間の常識をはるかに超えている。かくして，何千人もの高度な訓練を受けた特殊部隊を相手に，そのスキルを見せつける……，といった感じの設定だ。

　Over-The-Top（やりすぎ）系のゲームを謳っており，公開されたトレイラーやスクリーンショットを見る限り，ひたすら撃って撃って撃ちまくり前へ進んでいくというプレイスタイルのようだ。時間を止めたり透明になったりできるほか，超人的なスピードを駆使したパンチやキック，ドッジといった，さまざまな特殊能力の使用が可能で，思う存分「俺つぇぇ」が楽しめる。ゲームの背景となるのは「遠い未来」なので，いろいろと改造されているようだ。


　ゴア度も驚くほど高く，敵を撃ち倒すというより，こなごなに粉砕するといった雰囲気だ。苦手な人は，ちょっと注意が必要かもしれない。


　大企業の陰謀に挑むというキャンペーンモードのほか，ウェーブで襲ってくる敵の大群にどれだけ耐えられるかを競うホードモードが用意されており，現段階ではシングルプレイのみとなっている。Steamのストアページによれば，テキストが日本語にも対応するとのこと。デモ版の公開も行われているので，気になる人はチェックしてほしい。