6年間にわたって開発が続くサバイバルホラー「CONSCRIPT」，Team17がパブリッシャに決定し，2024年のリリースを発表

　イギリスのパブリッシャTeam17は，オーストラリアのインディーデベロッパCatchweight Studioが開発するPC向けの新作タイトル「CONSCRIPT」のパブリッシング契約を締結したと発表した。

「CONSCRIPT」公式サイト

　「CONSCRIPT」は，第一次世界大戦を舞台にした見下ろし型のサバイバルホラーで，プレイヤーは，1916年にフランスで起きた「ベルダンの戦い」で行方不明になった弟を探す孤独なフランス兵として塹壕を探索し，敵兵と激しい戦いを繰り返し，限られたリソースを管理しつつ，パズルを解いていくという。


　「バイオハザード」シリーズなどのホラーゲームにインスパイアされたという作品で，ピクセルアートとサウンドデザインが，独特の雰囲気と戦争の狂気を描く。いくつもの難度設定が可能で，マルチエンディングやアンロックできるカスタイマイズアイテム，隠された武器などにより，リプレイ性も高いとのこと。


　メルボルンに本拠を置くCatchweight Studioは，ゲーム開発者であるJordan Mochi氏の個人スタジオ。それまで3年にわたって開発を続けてきたという「CONSCRIPT」を2020年4月に発表し，Steamのストアページをオープンした。以来3年，開発者ログを更新するなど，適宜情報を発信してきたが，このたび，パブリッシャが決定し，2024年内のリリースが発表されたという形だ。


　SteamとGOG.comではウィッシュリストへの登録が可能だが，現段階で日本語には対応していない。とはいえ，パブリッシャが決まったことで，ローカライズへの期待も高まるところだ。
　Steamのストアページではデモ版が公開されているので，この雰囲気が気になる人は，試してみよう。