1ファンとして異変から推しを守ろう！　ちょっぴりムフフなシーンも……「#推しと異変 #都市伝説編」試遊レポート［TGS2024］

　東京ゲームショウ2024のインディーゲームエリア「ザクザク」ブースで，PC（Steam） / Nintendo Switch向けにリリースを予定している「#推しと異変」を試遊してきた。本作は同社が手がける都市伝説シリーズ第1弾で，“異変探し”という新たなジャンルを生み出した「8番出口」のようなゲームとなっている。


　　プレイヤーはアイドル「奥泉さな」のファンとなり，都市伝説にある不思議スポットをライブ配信する彼女を見守る。異常のありなしで彼女の進むべき道を指示して，異変から推しを守ろう。 今回の体験版では，SNSでいわくつきの場所として有名な“中野坂ブロードウェイ”を舞台に，異変探しを体験できた。

試遊は「#推しと異変」のみだが，我孫子武丸氏原作による長野県を舞台にした本格的ミステリー「RD（リモート・ディテクティブ）の遠隔推理（仮題）」のポスターや，我孫子氏のインタビュー映像が確認できた（特設サイトはこちら）

体験版で用意された異変は3つ
うまく導けばムフフなシーンも……

　ライブ配信中は，画面右側に視聴者のチャットが表示される。カメラ操作で周りを見渡したり，「一時停止」で確認したりして，異変を見つけよう。異常があれば「右」，なければ「左」に行くようにコメントすることで，彼女が進むべき道を指示していく。成功すると（今回の場合は）「1番モール」から「2番モール」に進める。


　画面左下にあるハートは奥泉さなの「ストレス度」だ。失敗したり，立ち止まる時間が長くなったりするとストレスがたまってゲームオーバーになる。緑→オレンジ→赤に徐々に変化していくので，注意しよう。


　しかし，筆者は早々にゲームオーバーとなり，奥泉さなを危険な目にあわせてしまう……。ファンの風上に置けない所業だが，そんなゲームオーバーな画面でも，彼女の怯える表情が見られるのはちょっといいなと思ってしまった。


　その後2〜3回失敗して，最終的に答えを教えてもらった筆者が言うことではないが，スタンド看板が倒れたり，大きくなっていたり，吊り看板が横に伸びていたり，今回は短時間で遊ぶ体験版とあって比較的分かりやすいものだった。製品版ではいろいろな場所で，もっと多くの異変が用意されているのだろう。


　さて，安全に奥泉さなを導いたあとは，お待ちかねのご褒美（!?）タイムだ。帰宅した奥泉さなが，シャワーを浴びている。


　そして今日のことを振り返っていると……


　何とも気になるところで終わってしまった（奥泉さなは無事なのだろうか）。実際のゲーム内容とは異なる内容かもしれないが，製品版の発売が楽しみになった。なお，ザクザク公式サイトの「#推しと異変」ページでは，ゲーム内にお色気的な要素も盛り込もうと思っていると記載があったのでそのあたりも期待しよう。

ザクザク公式サイト「#推しと異変」ページ

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