ハイエンドのスペックで約11万円からのゲーマー向けスマホ「REDMAGIC 9 Pro」が登場

　2024年1月12日，中国Nubia傘下のREDMAGICは，ゲーマー向けスマートフォン「REDMAGIC 9 Pro」の予約受付を開始した。搭載SoC（System-on-a-chip）にQualcommの「Snapdragon 8 Gen 3」を採用するハイエンド端末でありながら，税込価格が10万9800円からと比較的安価であるのが特徴だ。


　メインメモリ容量と内蔵ストレージ容量，筐体デザインが異なる3製品をラインナップしており，税込価格は以下のとおり。いずれも1月23日12時に販売開始となる予定だ。なお，販売開始までに予約すると本体価格が4000円引きとなるキャンペーンを実施している。

• Sleet（ブラック）：メインメモリ12GB，内蔵ストレージ容量256GB，10万9800円（キャンペーン価格：10万5800円）
• Void（シルバー）：メインメモリ16GB，内蔵ストレージ容量512GB，13万4800円（キャンペーン価格：13万800円）
• Cyclone（トランスルーセント）：メインメモリ16GB，内蔵ストレージ容量512GB，13万4800円（キャンペーン価格：13万800円）

Sleet

Void

Cyclone

　REDMAGIC 9 Proは，約6.8インチサイズで，解像度1116×2480ドット，アスペクト比20：9，最大リフレッシュレート120Hzの有機ELパネルをディスプレイに採用したスマートフォンだ。ディスプレイ内部にフロントカメラを埋め込むことで，カメラが目立ちにくい「Under Display Camera」技術を採用するのが見どころとなっている。

　既存の「REDMAGIC 8 Pro」と比べて，筐体設計を大きく変更しており，アウトカメラの出っ張りがないフラットな背面パネルを実現したという。

　筐体内部の冷却機構は，REDMAGIC 8 Proをベースとしつつ，SoC部分を冷却するベイパーチャンバーの面積を大きくしたそうだ，加えて，排気孔を広げたほか，内蔵する空冷ファンの回転数を従来の20000rpmから22000rpmに高めており，冷却効率が向上したとのこと。

　また，REDMAGICシリーズではおなじみのショルダーボタン的に使える感圧式タッチセンサーである「Shoulder Trigger」も改良が加えられている。タッチできる面積が広がっただけでなく，感度も1.2倍になったという。

表　REDMAGIC 9 Proの主なスペック

メーカー	Nubia Technology
OS	Android 14
ディスプレイパネル	6.8インチ有機EL，解像度1116×2480ドット，アスペクト比20：9，最大リフレッシュレート120Hz
プロセッサ	Qualcomm製「Snapdragon 8 Gen 3」 ・CPUコア：Kryo（最大3.3GHz） ・GPUコア：Adreno
メインメモリ容量	12GB，16GB
ストレージ	256GB，512GB
アウトカメラ	3眼式 ・標準：約5000万画素，F値未公開 ・広角：約500万画素，F値未公開 ・マクロ：約200万画素，F値未公開
インカメラ	約1600万画素，F2.0
対応5Gバンド	n41/n77/n78
対応LTEバンド	1/3/8/18/19/26/28/34/41/42
対応3Gバンド	1/6/8/19
無線LAN対応	Wi-Fi 7
Bluetooth対応	Bluetooth 5.3
バッテリー容量	6500mAh
連続待受時間	未公開
連続通話時間	未公開
USBポート	USB Type-C
公称本体サイズ	76.35（W）×163.98（D）×8.9（H）mm
公称本体重量	約229g
本体カラー	Sleet，Snowfall，Cyclone

REDMAGIC 9 Pro製品情報ページ