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[TGS 2019]ハイレベルな頭脳戦に挑むための新たなドリンク,BRAIN SPORTS DRINK「e3」が大塚食品からリリース
BRAIN SPORTS DRINK「e3」公式サイト
「e3」は,大塚食品が新たに開発した,eスポーツのプレイヤーを中心に「ハイレベルな頭脳戦で日々仕事に取り組む人」をターゲットにした飲料だ。今回は,同社初の取り組みとして,eスポーツプレイヤーや業界関係者へヒアリングを実施し,eスポーツに必要とされる要素を取り入れたという。発表会には「e3」のメインキャラクターとして大塚食品とスポンサー契約を結んだプロゲーマーのときどさんも登壇し,契約に至った経緯やドリンクの印象などを語った。
続いて,大塚食品飲料事業部副部長の小林一志氏より具体的な商品の説明が行われた。
eスポーツに必要とされる要素を取り入れたこの「e3」については,エナジードリンクではなく「BRAIN SPORTS DRINK」という新たなカテゴリーの飲み物としてチャレンジしたいという意気込みを述べた。
ここで,ときどさんが登壇し,まずはスポンサー契約に至った経緯が説明された。小林氏によれば,eスポーツ関係者と共に共同開発したドリンクに似合うキャラクターとして,「頭脳的でありながら,野性味あふれる」ときどさんのイメージがぴったりマッチしたとオファーの理由が説明された。ときどさんは「大塚食品は昔から知っている有名なメーカーであり,オファーを受けたときは,本当にびっくりした」と語る。だが,せっかくもらった大役なので,頑張って務めたいと決意を述べた。
「e3」に対する感想を聞かれたときどさんは,「持続」というのがこれまでにはなかった要素で,とくに長時間の大会では集中力を保ち続けなければならないため,非常に有効なのではないかと語った。
今回は,「e3」のプロモーションにもときどさんが起用されており,公式サイトにあるビジュアルでは,鍛え抜かれた肉体が披露されている。肉体の秘密は,eスポーツの大会での緊張やプレッシャーに対するメンタル面の向上のため,週3でジムに通い,週2日で空手を習うといったトレーニングを行っているからだそうだ。「e3」は,大会前にはもちろん,ワークアウト前には糖分がほしくなるので,トレーニングでも活用したいと,自分なりの使用方法を述べた。
改めて,どんな人に飲んでほしいかと聞かれた小林氏は,eスポーツプレイヤーに限らず,日々,頭脳を活用して労働している人達に広く試してもらいたいと語り,ときどさんは,ここ一番,踏ん張って集中力を持続しなければいけない場面は誰でもあると思うので,そのために活用してほしいとした。
説明の最後に質疑応答が行われたので,いくつかピックアップしておこう。
Q:おそらくエナジードリンクと同じ棚に置かれると思うが,そういう商品という理解でいいのか。
小林一志氏(以下,小林氏):大塚食品は,「BRAIN SPORTS DRINK」という新たなカテゴリーの創造にチャレンジしているが,見た目やデザインから,既存のエナジードリンクの近くに置かれることにはなると思う。ただ,やはり新しいカテゴリーとして定着させていきたい。
Q:eスポーツ業界関係者と共同開発となっているが,ヒアリングはどのように行われたのか。
小林氏:プロのeスポーツプレイヤーを始め,関係者やメディアまでさまざまな人達を対象に,アンケートに答えてもらうなどして意見を集約した。それを共有したうえで,eスポーツプレイヤーの食事環境なども調べ,検討を重ねた結果,速攻と持続性にフォーカスすることになった。
味についても,何度か試作品を作り,いろいろな人から好みを聞いて調整した。
Q:「e3」の意味は。
小林氏:3は,商品の説明の中で挙げたカフェイン,ブドウ糖,パラチノースの3つ。eスポーツに必要な3つの要素ということで,「e3」と名付けた。
会場では試飲も行われたが,ほんのり苦味があり,すっきりした後味だ。持続性については分からないものの,ほかのエナジードリンクにはない味わいがあると感じた。パッと見,発売されている既存のエナジードリンクと同じなので,今後,どのようにアピールして,この新たなカテゴリーを定着させていくのかに注目したい。
「e3」は,9月30日にAmazon.co.jpで先行販売が開始される予定。また,公式Twitterでは,抽選でPCやディスプレイ,ヘッドセット,デスク,ゲーミングチェアなど,すべてが揃ったゲーム環境「ゲーミングゾーン」が1人に当たる発売記念キャンペーンも開催されているので,詳しくは公式サイトを見てほしい。
公式Twitterはこちら:https://twitter.com/hashtag/BRAINSPORTSDRINK
4Gamer「東京ゲームショウ2019」特設ページ
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