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セガサミーホールディングス,生成AIの活用促進を目的にグループ15社6000名を超える従業員に独自開発の実行環境を展開
同グループは,2023年3月に生成AIの活用に向けたワーキンググループを組成したうえで,グループ従業員が安心して生成AIを活用し,ノウハウを蓄積するためのガイドラインを制定したとのこと。そして,同年5月にはAzure OpenAI Serviceと連携したAIチャットボットをMicrosoft Teamsで使えるよう独自開発したという。なお,先述した実行環境は,このAIチャットボットに対し,過去の会話履歴を継承できるよう改良を加えたものになる。
さらに,社内ネットワークから安心してアクセスできるOpenAIの生成AI実行環境が整備され,これまでに30件以上のプロジェクトで開発,業務効率の向上に取り組んでいるとしている。
また,2021年に運用を開始した社内コミュニティでAIに関するチャネルが開設され,1700名を超える従業員が参加してノウハウの共有や相談が行われているほか,社内でセミナーが全4回にわたって開催され,延べ1300名以上の従業員が参加したとのことだ。
セガサミーグループ 15社6,000人を超える従業員へ生成AIを展開
〜今秋よりグローバルにも展開〜
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