ヨーロッパ最大のゲームイベントであるGames Convention 2007(以下,GC 2007)が,今年もドイツ東部のライプチヒで開催されている。今年で6回目となるGC 2007,会場は例年と同じ広大な敷地を有するLeipzig Messeで,現地時間8月20日から26日までの1週間にわたる催しとなっている。
GC 2007は,開発者会議,ファン向けのゲームエキスポ,そしてプレス向けのビジネスブースでの懇談という,三つの要素がうまく噛み合った稀有な例として,ゲーム業界内外に好評だ。7月にカリフォルニア州サンタモニカで行なわれた,E3 Media and Business Summit 2007には参加しなかったヨーロッパ勢が大挙して出展しており,これまで以上に新作の発表も多いと予想される。
Games Conventionは年々驚くべき速さで成長しており,今では1週間で延べ20万人以上のファンが集結するイベントになっている。前年使われたキャッチフレーズ,「遊べ! 〜君達が生まれ持った体質なのだから」(Play! 〜 It's Your Nature)を今年も継承しており,試遊台をメインとした各社のブースは,いつものようにゲームの新作に触ってみたいドイツっ子達で溢れかえるに違いない。
これまでと同様,4Gamerも取材班をLeipzig Messeに送り込んでおり,新作や期待作の追加情報に留まらず,開発者のセミナーやインタビュー,プレスイベントの内容や本誌オリジナルのムービーにいたるまで,ここライプチヒに集まる大小さまざまな情報を収集していく所存。GC 2007発のワクワクさせるようなゲームニュースを順次お伝えしていこう。(ライター:奥谷海人)
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ドイツのライプチヒで行われていたゲームショウ「Games Convention」が,8月26日に無事に終わった。一昨年/昨年と,E3慣れした我々にはおよそ考えられないレベルでの「手作り感」と(いい意味での)「適当さ」をもって運営されていたGCは,今年から急速に変貌を遂げている。ちょっと時間が経ってしまったが,その変貌度合いを,軽く眺めてみよう。
もはや海外ゲームショウの恒例行事といえそうな,スクウェア・エニックス「ファイナルファンタジーXI」プロデューサーの田中弘道氏,グローバル オンライン プロデューサー Sage Sundi氏へのインタビューをお届けしよう。先にお断りしておくが,前回のインタビューから時間が経っていないこともあり,「アルタナの神兵」の情報はほとんどない。FFXIの世界展開や,11月に大阪で行われる「アルタナ祭り」などについて聞いてきた。
今年のGCの特徴の一つとして,韓国企業の参加が目立ったことが挙げられるだろう。任天堂やスクウェア・エニックス,セガ,カプコンを擁する日本はともかく,これまで韓国の企業はほとんど出展してこなかっただけに,ちょっと気になる現象だ。「トリックスター0 -ラブ-」「スカッとゴルフ パンヤ」でお馴染みのデベロッパ,Ntreevもブースを出していたので,話を聞いてきた。
3D RPG「Gothic」に関しては,ここ数か月にわたって販売元JoWooD Entertainmentと開発元Piranha Bytesの間で激しい版権争いが行なわれていたが,5月にJoWooDの所有権が法的に認められることで決着。新たな開発元としてSpellboundが選ばれた。一方のPiranha Bytesも,Deep Silverブランドで新作に取り込むことを発表するなど,今回のGCを舞台に忙しない展開となっていた。
「Counter-Strike」を意識し,競技用FPSを目指して世界16カ国のMODクリエイター有志が開発中という,Acony Gamesの「Parabellum」。Unreal 3 Engineで開発される本作は,昨年のGC 2006でデモを見たときよりもクオリティのアップしたバージョンがあったらしいが,見せてもらえず。どうやらこのGC期間中にパブリッシャが決まったらしく,その正式発表まで公開不可能になってしまったらしいのだ。
数年前から海外のゲームショウ取材のたびに記事を書いている気がする,シングルプレイ専用RPG「The Witcher」。今のところ,海外で2007年10月に発売予定の本作について,開発元であるCD Projektのブースで話を聞いてきた。戦闘や育成といったゲームシステムの詳細をレポートするので,RPGファンならばご注目を。
一貫してストーリー重視のアドベンチャーゲームを開発し続けるHouse of Talesの最新プロジェクトが,Games Convention 2007で紹介されていたサイコスリラー「Overclocked」だ。心理的な恐怖感を刺激する,カットシーンを多用した映画的な演出で,記憶喪失になった患者5人の過去を追う精神科医の姿を描いている。
「Ragnesis Online」というMMORPGを知っているだろうか? いや,そんなことを書いておきながら,4GamerのGC取材班も誰一人として知らなかったのだが。しかし,今のところ知名度が高くないからといって注目に値しないかというと,そんなことはない。いずれは世界的にメジャーなタイトルになるかもしれない本作を,紹介しよう。
ラリーゲームからFPSまでを,独自に作り上げた同一のゲームエンジンで開発している,ポーランドのデベロッパTechland。GC 2007では,またまた同じエンジンを採用した「Warhound」「Dead Island」の2タイトルが,商談用ブースで展示されていたので紹介しよう。
1C Company,Buka Entertainmentと並んで,ロシアのパブリッシャ御三家といった感じのAkella。注目タイトルに関してはE3 2007でお伝えしたばかりなので,今回は,じわりじわりと人気を回復しつつあるアドベンチャーゲームに絞って,新作3タイトルを紹介しよう。仮想歴史,ミステリー,西部劇と,実にバラエティ豊かなラインナップである。
2006年のGCで初公開されたBUKA Entertainmentの「Collapse」は,異次元から現れた敵に襲われ,滅亡の危機に瀕した人類を救うために戦う3人称視点のアクションゲームだ。ドレッドヘアの主人公が両手に持った剣を華麗に振るい,次から次へと敵を倒していくさまが,非常に格好よく,爽快感にあふれている。今回は,ブースで実際にデモ版をプレイした感触をお届けしよう。
ドイツのDeck 13 Interactiveによるコミカルな3Dアドベンチャーゲーム「Jack Keane」。まだ帝国主義時代華やかな19世紀末の世界を舞台に,主人公ジャック・キーンが大暴れする,壮大でギャグ満載の物語だ。セリフの英語化も相当進んでおり,クリスマスまでにはイギリスなど英語圏にも投入される予定となっている。
デンマークのデベロッパ,ZeitGuyz Game Developersが開発中の「Recoil Retrogard」は,タイムトラベルがストーリーの鍵を握る三人称視点のアクションゲームだ。プレイヤーが過去の世界で取った小さな行動が,現在/未来に多大な影響を与えることもある。プレイムービーもUpしたので,そちらも合わせてチェックしてほしい。
登場文明が西洋/東洋/中東の三つに,進化の時代区分も5段階へとすっきり整理された,文明RTSの「Empire Earth III」。その大きなウリともいえる,地球全体をマップとして扱ったWorld Dominationモードを中心に,Sierra Entertainmentのブースで聞けた新情報をお伝えしよう。
Brothers in Armsシリーズで知られるGearbox Softwareが,新作「Borderlands」を発表した。銀河の果ての惑星パンドラを舞台とし,広大な無法地帯でモンスターや盗賊相手にミッションをこなしていくという内容だ。50万パターンに及ぶ武器や巨大なマップなど,これまでのFPSの常識を破る仕掛けが豊富な期待作だ。
ロシアの大手デベロッパ/パブリッシャである1C Companyは,いつもながら数多くのタイトルを開発中だ。そんな彼らがGC 2007でプッシュするのが,北極の氷海に閉じこめられた廃船を舞台とするサバイバルホラーFPS「Cryostasis: Sleep of Reason」だ。グラフィックスや設定など,なかなかソソられるタイトルで,FPSファンならちょっと気になるはず。
世界有数のヒットメーカーBlizzard Entertainmentのブースでは,RTSのヒット作「StarCraft」の続編となるStarCraft II」と,MMORPG「World of Warcraft」の拡張パック「World of Warcraft: Wrath of the Lich King」の二本の新作がプレイアブル展示されていた。StarCraft IIの試遊機で2対2のマルチプレイを試してみたので,その印象などをレポートしよう。
スムースなキャラクターアニメーションが魅力の「Assassin's Creed」は,ヨーロッパでの期待度も高いようで,Ubisoftの商用ブースは黒山の人だかり。4GamerではUbisoft Montrealオフィスでアニメーション部門の総括を担当しているという部門マネージャー,Elespeth Tory(エルスペス・トリー)氏に,短い時間ではあったが,アニメーション部分についての話を中心に,本作についていろいろと聞いてきた。
人気RTS「Command & Conquer 3: Tiberium War」の拡張パック第1弾「Kane's Wrath」が,GC 2007で初公開された。この拡張パックは「Command & Conquer 2: Tiberium Sun」の時代にまでさかのぼり,20年近い年月をキャンペーン化したもので,昔から解決されていなかったさまざまな問題を解き明かしていくのが狙い。新ユニットも豊富で,ファンならボリュームに満足すること間違いないしの内容だ。
毎年少なからず進化を続けるEA Sportsの作品群だが,ヨーロッパでも人気の高いサッカーシム「FIFA 08」は,今回から最大5人対5人での対戦モードを追加。オンラインゲーム競技大会などでも,かなりのスポットライトを浴びそうな気配だ。PC版についての具体的な発表はないものの,かなり楽しみな仕様ではある。
デンマーク産というだけで珍しい気がする「Escape from Paradise City」は,ギャングとなって「Paradise City」の裏社会を一つにまとめ上げるのが目標のゲーム。主人公キャラクターのスキルを伸ばしていくロールプレイングゲームのコンセプトに,リソースの管理などストラテジーゲーム風のプレイ要素を取り込んだ作品だ。
失踪した父親の行方を追ううち,1908年にシベリアのツングースカに巨大隕石が落下した事件に関わりがあることを突き止めた主人公が,それに関連した数々の謎を解き明かすアドベンチャー「Secret Files:Tunguska」。ドイツで人気を博したこの作品の続編「Secret Files 2」が,早くもプレイアブルな形で登場した。前作と同じ主人公が,傷心の船旅で出くわす奇妙な事件とは?
GC 2007のタイミングで初公開されたVivendi Gamesの「Prototype」は,オープンエンドタイプのアクションゲームをさらに一歩進化させている。開発元のRadical Entertainmentの面々が「史上最強の濃密アクション」と表現するのにふさわしい内容で,スムースなアニメーション,車が吹き飛ばされていくといった物理効果,そして何よりド派手な破壊シーン満載で,大作感アリアリの新作だ。
1,2作目のセット販売やWiiでの展開も決まり,ますます好調なゲーム版Agatha Christieシリーズ。その第3弾となる「Agatha Christie: Evil under the Sun」が,欧米で2007年11月に発売される。JoWooD Productionsの商談スペースに展示されているというので,喜び勇んで取材してきた。
暗い灰色に覆われた世界で,プレイヤーは枯れたような樹木に蛍光色の物質を塗りたくっている。しばらく進むと,洞窟の中にはゴシック風の女性キャラクターが……。見ているだけでは内容がつかみにくいのだが,voidと呼ばれる無の世界をさ迷う主人公が,女性と仲良くなって現実世界に連れ戻すというアクションゲーム「Tension」。どこか中途半端なゲームだが,その内容を,理解できた範囲で説明してみよう。
「Ground Control」の開発元として知られるスウェーデンのデベロッパMassive Entertainmentの最新作「World in Conflict」は,「1980年代にソ連が戦争を決意していたら?」という設定のRTSだ。間もなく発売ということもあり,GC会場でもかなり本気の展示っぷり。パブリッシャであるVivendi(Sierra)のブースには,何台もの試遊台が並んでいた。
F.E.A.R.シリーズのファンに朗報。拡張パックの第2弾にあたる「F.E.A.R. Perseus Mandate」が,パブリッシャであるVivendi Gamesブースの奥深くで,プレス向けにこっそり公開されていたのだ。新武器,新モンスター,そして新たな展開を見せるストーリーと,本編登場から約2年を経て,まだまだ盛り上がり続けるF.E.A.R.シリーズなのである。
チェルノブイリ原発事故と,その後に起こった原因不明の大爆発の謎を追っていくSF FPS「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl」。その続編に当たる「S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky」では,前作の1年前が舞台となっている。前作での反省点を生かしつつ,本作はどのように進化しているのだろうか?
4Gamerの「アームド アサルト」(原題 ArmA: Combat Operations)の連載は,ほんの2か月前の6月に終わったばかりだが,欧米ではこの9月に,拡張パック「ArmA: Queen's Gambit」が発売される。あの戦いから約1年半,またもやサーラニ島に,試練のときがやってきてしまうのだ。
コアなMMOタイトル愛好家なら「Neocron」シリーズをご存じかもしれないが,その開発チームによる新作「Black Prophecy」が発表された。Neocronと異なり,プレイヤーキャラクターによるRPG的な要素はなく,“宇宙船コンストラクション”という,プラモデル趣味にも通じるマニアックな仕様をウリとする作品だ。その美麗なグラフィックス表現にも,ぜひ注目してほしい。
ロシアのパブリッシャBuka Entertainmentが2007年8月に発表した「The Hunt」は,政府公認の人間狩りが行われている世界が舞台のSF FPS。ターゲットとなってしまった不幸な主人公を操り,生き延びるのが目的だ。「トータルリコール」を思わせる設定だが,果たしてどのようなゲームに仕上がるのだろうか。
Tom Clancyシリーズといえば,レインボーシックスのようなタクティカルシューターか,スプリンターセルのようなスニークアクションを連想する人が多いはず。だが,Ubisoft Entertainmentのプレスカンファレンスで紹介された「Tom Clancy's EndWar」は,なんとRTS。いくつかの新機軸を用意した気になるタイトルだったのである。
かつて「Diablo」という,世界中で爆発的にヒットしたアクションRPGがあった。その後,数多く作られたDiabloタイプゲームの中で,ヨーロッパを中心に人気を集めたのが「Sacred」である。あれから3年,まさに満を持して,「Sacred 2: Fallen Angel」が登場しようとしている。今作でも,またもやDiablo好き達を唸らせられるだろうか。
「バイオハザード」に代表されるサバイバルホラーの先駆けといえば,1992年に発売された「Alone in the Dark」だ。第1作のインパクトがあまりに強すぎ,その後の続編はオリジナルを超えることができないまま,すっかり過去のゲームとなったイメージもあったが,2008年第1四半期に同名タイトルの発売が予定されている。果たしてこのシリーズ最新作は,どのように進化しているのだろうか?
ノルウェーのFuncomが開発中のMMO/シングルRPG「Age of Conan: Hyborian Adventures」の,職業構成と斬新な戦闘方法について情報をお届けする。剣を振る方向をショートカットキーに登録して戦闘に用い,特殊技もその組み合わせで発動するという本作では,魔法の詠唱も同様にキャラクターの動作を通して行われるという。
MMORPGといえば,ファンタジーやSFといった,日常生活とはかけ離れた設定で,冒険したりモンスターと戦ったりするのが普通。しかし「Empire of Sports」は,現実世界とそっくりな場所で,一般的なスポーツを楽しむという,普通すぎて逆に非常にユニークな存在である。これまでは概要のみが伝えられていた本作だが,GC 2007ではプレイアブル展示されていたので,さっそく触ってみた。
Xbox 360用タイトル「Project Gotham Racing 4」などで知られる独立系デベロッパBizarre Creationsは,2007年クリスマスシーズンの発売を目指して「The Club」というタイトルを開発中だ。地下闘技場で夜な夜な戦いを繰り返す秘密の組織で,それぞれ能力が異なる8人のキャラクターから一人を選んでドンパチを行うという,三人称視点のアクションタイトルである。
10月30日に発売されることになったFPS「TimeShift」が,ATARIブースで大々的に展示されていた。本作は,主人公が時間を操る能力を持っているという特徴を持つ作品。2006年1月にデモ版がリリースされていたにもかかわらず,発売がここまで遅れた理由とは……?
イギリスで名を馳せた「Broken Sword」のデザイナーが,フランスでゲーム会社を立ち上げてドイツから世界に発信する……。そんな多国籍な経緯を持つコミカルアドベンチャーが,dtp Entertaimmentの「So Blonde」である。金髪と親の七光りだけが取り得の天然ボケ高校生サニーが,カリブの島に漂着して海賊伝説にカラむというストーリーで,会話からパズルまで面白おかしく表現された作品だ。
マニアックすぎるほどのグラフィックスや戦闘描写で,ミリタリーRTSのファンに人気の高いシリーズの最新作「Codename Panzers: Cold War」が販売元を変えて登場する。同シリーズもついに冷戦時代にまで突入した。Gepard3 Engineと名付けられた同社開発による高性能なゲームエンジンで再現される現代戦の臨場感に期待しよう。
日本でも有名なアメリカ産アドベンチャー「Gabriel Knight」シリーズに携わったJane Jensen氏が,9年ぶりの新作「Gray Matter」をリリースする。ホラー要素の高い,超自然現象などのテーマを扱ったJensen氏らしいストーリーが魅力で,ドイツを震源とするアドベンチャージャンル再生の動きの,主要な火付け役となる。今回のGC 2007では,ストーリーやキャラクターなど多くの部分で新情報が明かされた。
映画監督として有名なジョン・ウー氏が設立したTiger Hill Entertainmentの「Stranglehold」は,同氏の映画作品でなじみ深い“あの動き”を堪能できるシューティングアクション。リアリティより見栄えを重視した映画的な映像表現と,痛快なアクションが楽しめる本作の魅力を,簡単にお伝えしておこう。
「Totems」は,ドイツの雄10Tacle Studiosが初公開したアクションゲームだ。ヨーロッパで流行中のフリーラニングに影響を受けた「Assassin's Creed」に勝るとも劣らないスムースなキャラクターアニメーションを実装しており,オープンエンドな世界で動物神「トーテム」の加護を受け,超人的な跳躍を繰り返しながら物語を進めていくことになる。発売はまだまだ先のようだが,GC 2007が初発表の場となった作品の中でも,かなり期待できる作品であるのは間違いない。
1980年代のゲームシーンでLucasArts Entertainmentのアドベンチャーゲームを盛り立てたHal BarwoodとNoah Falsteinの両氏が,ひさびさにコンビを組んで手がける「Mata Hari」のデモンストレーションが,dtp Entertainmentによって行われた。クラシカルなタイプのアドベンチャーながら,ゲーム業界のご意見番として現在も重きをなす二人らしいアイデアも見られ,このジャンルが再び活発になってきたことを意識せずにはいられない作品となっている。
11月の実装を目指して開発が進んでいる「EverQuest II」の拡張パック「Rise of Kunark」。GC会場ではクローズドブースで関係者向けにデモが行われていた。今回追加される,EQ1プレイヤーにはお馴染みのクナーク大陸の概要と新システムについて,シニアアーティストChad Haley氏に話を聞いてみた。
Midway Home Entertainmentのブースには,小隊を率いてエイリアンと戦うSF FPS「BlackSite: Area 51」が出展されていた。本作の最大の特徴は,プレイヤーが率いる部下達に対し,簡単操作で命令を下せる点。エイリアンとの戦闘はもちろんのこと,ゲームの世界で繰り広げられるドラマも楽しめるようなタイトルだ。
Ubisoft Entertainmentが開発までを手がけるFPSの注目作「Far Cry 2」が,GC 2007でついに初公開された。遠方まで緻密に描かれた広大なマップを舞台に,高度なAIによって行動する敵と戦いを繰り広げるという前作のエッセンスを踏襲しながらも,もう一つの期待作「Crysis」との差別化を図るため,SF的な要素が省かれたリアル志向の作品となっている。火炎や破壊の描写なども素晴らしく,期待を裏切らないゲームに仕上がりそうだ。
「創世記」シリーズといえば,歴代作品すべてが日本語化されており,日本でも知名度の高いドイツ産の箱庭系ゲーム。その最新作「創世記1701」の拡張パックが,GC 2007でようやく公開された。キャンペーンモードに重点を置きながらも,プレイヤーが自由にゲーム世界を作成できるエディターまでを含めた豪華な内容となる模様。引き続きファンを魅了しそうだ。
GC会場の2K Gamesのブースには,発売直前の「Bioshock」からビッグダディの等身大フィギュア,発売が延期されてしまった「Grand Theft Auto IV」のティザームービーや関連グッズ,そして「Bully」といった話題作の展示が集まっていた。だが,そんなブースの一角に作られたシアターに貼られたポスターを見て取材班は目を丸くしたのである。ん,「Mafia」? しかも続編だって?
多くのメディアによって,E3 Summit 2007のBest Game of Showに選ばれた「Fallout 3」は,このGC 2007でも,最も注目度の高いゲームの一つだ。デモンストレーションの内容は,6月に行われた発表会や,E3 Summit 2007でのものとほぼ同じだったが,今回はOblivionと違う部分を中心に見てみたので,ぜひOblivionファンもFallout 3ファン予備軍もご確認を。
SEGAが欧米ゲーム市場に投入する「Universal at War: Earth Assault」は,元Westwood Studiosのメンバーらが開発するSF RTS。ツボを押えた手堅いゲーム作りで,マルチプレイヤーモードでは,PC版とXbox 360版のクロスプラットフォームを実現させているのが最大の特徴だ。今ハヤリのSF系ストラテジーゲームの中でも,注目したい作品の一つである。
スウェーデンの開発会社IO Interactiveの新作「Kane & Lynch: Dead Men」。欧州でのパブリッシャであるEidos Interactiveは,クローズドブース内でメディアを対象にした本作のデモプレイを実施した。デモプレイをもとに,ベースとなる映画があるかのような骨太の設定とストーリーが特徴のアクションゲームを紹介しよう。
8月上旬にBlizzConにおいて発表されたばかりの「World of Warcraft: Wrath of the Lich King」が,GCでプレイアブル展示されていた。またプレスカンファレンスが行われ,その場では,新冒険エリア“Northrend”と,ヒーロークラスであるという“Death Knight”の詳細が明らかにされた。世界で最も人気の高いMMORPG“WoW”は,今後どう進化していくのだろうか。
「Call of Duty 4: Modern Warfare」は,競争の激しいミリタリー系FPSにおいても,その臨場感の高さで依然として気を吐くシリーズの最新作だ。会場では,これまでに発表されていたムービーのみの展示となっていたが,北米での発売日が11月5日に正式決定したことが報告された。
ゲーマー向けマウスパッドやヘッドセットなどでお馴染みのSteelSeriesが,ついにマウス市場に参入する。ドイツ時間2007年8月23日5:30PMに突如行われた発表会で明らかにされた,そのゲーマー向けマウス2製品は,FPS用の光学センサー搭載モデルと,RTS&MMO用のレーザーセンサー搭載モデル。その名も「Ikari」だ。
「ウルティマ オンライン」でMMORPGを生み出したリチャード・ギャリオット氏の新作「Richard Garriott's Tabula Rasa」だが,実際に総指揮を執っているのは,ロード・ブラックソーンことStarr Long氏である。そのLong氏が,同作の開発に関する講演を行った。なぜこんなに時間がかかっているのか? そこにはいくつかのミスがあったと話すLong氏。ではその結果何を学び,どう生かされているのだろうか。
GC 2007の会場には,PC版「Unreal Tournament 3」の試遊台が設置されていた。PC版がプレイアブルな形で公開されるのは今回が初ということで,試遊台には多くの若者達が集まっていた。これまで紹介されていたConquestモードが「Unreal Warfare」として進化しており,広大なマップでのチーム戦を味わえる,軽快なノリのゲームに仕上がっていた。
発売はぐっと遅れてしまったが,それでも依然として世界中のゲーマーの注目の的であることは間違いない「Spore」。今年のGCではSporeがプレイアブル展示される,などといった情報も流れ,我々もかなりの期待を持って取材に臨んだ。残念ながらプレアブル展示ではなかったものの,ひさびさに登場したSporeはかなりの進化を見せていたのである。
1995年のアーケード版登場以来,手軽なラリーゲームの代名詞的な存在になったセガラリーシリーズ。その最新作である「SEGA RALLY REVO」が,セガのクローズドブース内に展示されていた。もともとグラフィックスのクオリティと軽快さに定評のあった同シリーズだが,本作ではどうなったのだろうか。欧州での発売日である9月27日に先駆けてプレイできたので,紹介しよう。
E3 Media and Business Summit 2007ではムービーしか紹介されなかった「Team Fortress 2」が,GC 2007の会場では一般客に開放されており,4人一組でのチーム対戦ができるようになっていた。使用できたのはHeavyとSniperの2種のみだが,それぞれの特徴もよく現れていたようだ。
Codemastersのブースでプレイアブル展示されていた「Clive Barker's Jericho」は,著名なホラー/ファンタジー作家であるクライブ・バーカー氏が監修するホラーFPSだ。特殊能力を持った隊員達が,地下深くから甦った邪悪な存在と戦うスクワッドタイプの作品で,激戦区となった2007年のFPSシーンに一石を投じるポテンシャルを持っていると言っていいだろう。
Sony Online Entertainment(以下,SOE)の社長John Smedly氏による,オンラインゲームのビジネスモデルに関する講演が,2007年8月22日にGCDCで行われた。この講演は,SOEで採用してきたビジネスモデルを振り返り,今後のMMOのビジネスモデルはどうなっていくのか,その展望を語るというものだ。
2007年8月23日の発表が予告されていたRazerの新製品は,ゲーマー向けのワイヤードマウスだった。GC 2007の会場でRazerは「Razer Lachesis」を発表。第3世代レーザーセンサーを採用し,最高4000dpiまで,ハードウェアベースの解像度変更を行えるのがウリとされる新製品は,両手のどちらでも使えるようデザインされた外観も特徴だ。
PC及びXbox 360で大ヒットを記録した「The Elder Scrolls IV: Oblivion」(以下,Oblivion)のリードデザイナー,Ken Rolston氏が,「Answering Your Questions about Vast Narratives in Games」(ゲームの壮大な物語についての質問,何でも答えます)と題されたセッションで講演を行った。Rolston氏は,ゲームのストーリーをどのように表現すべきであると考えているのだろうか。
Age of Empireシリーズの生みの親の一人,Bruce Shelley氏が,GCDCで「Designing by Playing」という講演を行った。これは,Ensemble Studiosが実践しているゲーム開発手法を解説するもので,このとおりにすれば,面白いゲームを作れる(かもしれない)というわけだ。面白いゲームを作りたい人,AoEシリーズがどのように作られているのか知りたい人は,お見逃しなく。
歴史RTSの金字塔「Age of Empires」の発売から,今年で10年。ドイツのライプチヒで開催されているGames Convention Developers Conferenceではその10周年を記念すべく,シリーズ誕生に関わったBruce Shelley氏,Brian Sullivan氏,Tony Goodman氏が一堂に会し,この10年を振り返るというセッションが行われたので,その様子をお伝えしよう。
GCDC 2007二日めとなる2007年8月21日,「Guild Wars」主要開発者のJeff Strain氏による「The Future of the MMO industry」(MMO業界の将来)というセッションが行われ……るはずだったのだが,会場に着いてみるとタイトルは「How to Create a Successful MMO」(成功するMMOの作り方)というタイトルに変更されていた。はて? というわけでさっそくレポートしたい。
GCDC 2007で行われている多くのパネルディスカッションの中で,そこそこ人目をひいていたのが「Best Selling Games」だ。むむ,よく売れるゲームですって? これは業界トップによる「売れるゲームの作り方」なのだろうか。それとも「売れるゲーム」の特徴を解説するものなのか。答えを知りたい人はぜひチェックを。
Games Convention Developers Conferenceで,「Life After WoW: MMO Games of 2008 and Beyond」と題したパネルディスカッションが行われた。参加者にMatt Firor氏やJeff Hickman氏など業界の有名人4人を揃え,タイトルには「World of Warcraft後の世界」という印象的なコピーが踊っていた,気になるディスカッションの模様をお伝えしよう。
ヨーロッパでは,少人数でPCゲームを開発する小さなメーカーが多い。「Crysis」で話題を集めるCryTekのように,特殊な技術や知的財産で業界やゲーマーからも一目置かれるような大手もあるにはあるが,ことPCゲームでは予算の捻出も難しく,地元での地味な活動に留まっているところも少なくない。今回は,そんな状態からの脱皮を狙う三つのメーカーを紹介しよう。
ドイツのゲームショウ「GC」(Games Convention)に先立つ形で毎年開催されているのが,欧米のゲーム開発者が集う「GCDC」(Games Convention Developers Conference)だ。GCDC 2007の開幕を告げる基調講演は,PLAYSTATION 3で「Lair」というアクションゲームを開発中の北米在住ドイツ人,Julian Eggebrecht氏が行ったのだが,ESRBレーティングに異を唱えるという,波乱(?)のオープニングとなった。
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マルチプレイFPSの世界的ヒット作であるバトルフィールドシリーズの最新作「Battlefield: Bad Company」。次世代コンシューマ機専用タイトルということで,これまで4Gamerではあまり積極的に取り上げてこなかったが,GCでその進捗を見せられると,もうねえ,やっぱいいわあ,ということで,公開されたスクリーンショットと公式ティザームービーを掲載した。ちょい古めのムービーだが,思わず笑ってしまうユニークな一本なのだ。
「落ち穂」だなんていうと掲載したタイトルにちょっと悪いけど,スクリーンショットやムービーがプレス向けに公開されていながら展示がなかった,あるいは話を聞こうとしたけど詳しい人がいなかった/捕まらなかった,などなどの理由で記事にならなかったタイトルのスクリーンショットとムービーを,ここに集めてみた。GCの雰囲気を伝える写真と一緒にお楽しみあれ。いやいや,落ち穂だってなかなか栄養価は高いのよ。
Electronic Artsが2007年内の発売を予定しているミリタリーアクション,「Mercenaries 2: World in Flames」のプロモーションムービーを4Gamerに掲載した。さまざまな兵器や乗り物を使ったハデハデシーンが続くアクションゲームファン必見の一本だ。
Codemastersが開発中のRPG,「Rise of the Argonauts」のプロモーションムービーと直撮りプレイムービーを4Gamerにアップした。2007年4月に開発が発表されたばかりで,これまでメディア関係者しか見られなかったタイトルが,何気なく試遊台でプレイできてしまうところが,いかにもGCといった感じだ。
ロシアのパブリッシャBuka Entertainmentが,GC 2007で公開した「Collapse」のプロモーションムービーを,4GamerにUpした。本作は,ドレッドヘアの主人公が荒廃した未来の地球で華麗に戦う三人称視点のアクションゲーム。ムービーには,本作のウリの一つであるスピード感溢れる戦闘シーンがふんだんに盛り込まれているので,早速チェックしよう。
先ほど[GC 2007#091]で紹介した,ロシアのパブリッシャ/デベロッパ Akellaの新作アドベンチャーゲーム3本の,プロモーションムービーを4GamerにUpした。ポイント&クリックタイプのアドベンチャーゲームという意味では共通しているが,それぞれテーマも絵柄もまったく違う,「A Stroke of Fate」「Dead Mountaineer's Hotel」「The Bad, the Ugly, and the Sober」の3作品だ。
問題作「Tension」のプロモーションムービーを4GamerにUpした。しかし,ここまで説明が難しいムービーも珍しい。怪しい音楽をバックに,戦車人間(?)やら一糸まとわぬ女性やらが登場し,ほとんどのシーンはインゲームと思われるにもかかわらず,どんなゲームなのかさっぱり分からない。ただ,このゲームの持つ独特の雰囲気だけは,いやというほど伝わってくるはずだ。
※ここで紹介しているムービーには,性的な描写が含まれています。
長期にわたった開発も終了し,いよいよ発売間近といった雰囲気のシングルRPG,「The Witcher」の直撮りプロモムービーを4Gamerにアップした。剣の名人からのモーションキャプチャで作られたという,物語の主人公ジェラルトの動きをよく見てほしい。
ロシアの1C Companyが2008年に発売を予定しているFPS,「Cryostasis: Sleep of Reason」のプロモーションムービーを,4GamerにUpした。救命艇が強風に揺さぶられたり,ランプの動きに合わせて影が形を変えたりする様子,また水面の揺らめきが壁に映り込むシーンなどが収録されている。同社自慢のグラフィックスを確認しよう。
ボイスコントロールという画期的なインタフェースを採用したUbisoft Entertainmentの新作,「Tom Clancy's EndWar」のプロモーションムービーを4Gamerにアップした。公式にアナウンスされている対応機種はXbox 360とPLAYSTATION 3で,PC版の予定は現在のところないのだが,ぜひ制作をお願いしたいタイトルだ。
アドベンチャーゲーム「Secret Files:Tunguska」の続編「Secret Files 2」の作品イメージを伝えるプロモーションムービーをUpした。主人公ニーナを中心に繰り広げられる新たな歴史冒険劇が,映画のプレビュートレイラー風に格好良く表現されている。前作を知らない人でも,なんとなく雰囲気を掴めるはずだ。
「The Sims2」の最新拡張パック「The Sims 2: Bon Voyage」のプロモーションムービーを4Gamerに掲載した。二人のシム人カップルが,ヨーロッパ風の街や,海辺のリゾート,そしてわが日本にまで足を伸ばすというこの拡張パック。画面サイズは少々小さめだが,完全ドイツ語版というある意味非常にレアなムービー。シムズファンは必見だ
ニード・フォー・スピードシリーズ最新作,「ニード・フォー・スピード プロストリート」のプロモーションムービー2本を4Gamerに掲載した。1本は今回のCGのために制作されたもので,ゲーム制作のビハインドシーンが。もう1本はインゲームのシーンを収録したもので,前半に登場するのは日本の東京。駆け抜ける快感をぜひ堪能してほしい。
「Sacred 2: Fallen Angel」では,すでにGC会場で撮影したプレイムービーを掲載しているが,今度はAscaron Entertainmentのプレスキットに入っていた,最新のプロモーションムービーを紹介しよう。解像度は320×240ドットと小さめだが,キャラクターにグッと寄ったシーンが多く,本作のグラフィックスの美しさがよく分かる内容だ。
「ArmA: Combat Operations」(邦題 アームド アサルト)に二つの新しいキャンペーンなどが追加される拡張パック,「ArmA: Queen's Gambit」のプレイムービーを4GamerにUpした。このムービーで,新たな戦場を視察して,欧米では2007年9月と間近に迫った次なる戦いの日に備えておこう。
往年の名作RPG「Diablo」を彷彿とさせるゲーム性で,ヨーロッパを中心にヒットした「Sacred」の続編,「Sacred 2: Fallen Angel」のプレイムービーを4GamerにUpした。このムービーは,Sacred 2で新たに追加されたマルチプレイモード「Arena-Mode」の模様を収めたもので,二人のプレイヤーが協力してモンスターを次々と倒していく様子を見ることができる。
スポーツをテーマにしたオンラインRPG,「Empire of Sports」のプレイムービー3本を,4GamerにUpした。すべてGC 2007会場で撮影してきたもので,それぞれロビーとなる街,テニスのプレイ,スキーのプレイの様子を見られる。スポーツが好きで,オンラインRPGも好きだという人なら,ぜひともご確認を。
ファンタジーをテーマにしたターン制のストラテジー,「Heroes of Might and Magic V」の拡張パック第2弾となる「Heroes of Might and Magic V Tribes of the East」(以下,HoMM TOE)のプロモーションムービーとプレイムービーを4Gamerに掲載した。購入を考えているマイトマ好きは,ぜひチェックを。
MMORPG「Warhammer Online: Age of Reckoning」の直撮りムービーを4GamerにUpした。このムービーはGames Conventionのブースで行われている,PvPイベントの様子を収めたものだ。サービスインはまだ先だが,一足早くゲームの雰囲気を感じとろう。
GC 2007で初公開されたVivendi Gamesの新作アクションゲーム「Prototype」のムービーを4GamerにUpした。プレイヤーは,自分の姿を自在に変化させる能力を持ったアレックスという謎多き男となり,見事に再現されたオープンエンドなニューヨークの街を混沌に落としいれる。どれだけ迫力あるゲームなのかを,このムービーで堪能していただきたい。
Codemastersが今年(2007年)秋の発売を目指して開発中の,「Clive Barker's Jericho」の直撮りムービーを4GamerにUpした。地下世界を舞台に,凶悪なモンスターと戦う特殊部隊の姿が収録されたムービー。スクリーンショットで見るとグロ目のモンスターも,ゲームの中ではそれほどヒドくもないので一安心(?)だ。
米ソの対決を描いたRTS,「World in Conflict」の直撮りプレイムービーを4GamerにUpした。精巧なミニチュア兵器が戦っているような引きの画面から,まるでFPSのようなクローズアップ画面まで,さまざまな位置からゲームの様子を収録している。欧米ではいよいよ9月に発売される本作を,まずは見てほしい。
ロシアのパブリッシャBuka Entertainmentが,2008年第1四半期に発売する予定の「The Hunt」。そのプロモーションムービーを,4GamerにUpした。本作は,人間狩りが公然と行われているという,あまり嬉しくない未来が舞台のFPS。ムービーも,本作で描かれている未来のように暗い雰囲気で,主人公が逃げ回ることになる廃工場や下水道などの様子を確認できる。
兵器に対するマニアックな姿勢がミリタリーゲームファンから絶大な支持を得ている,Bohemia Interactiveが手掛ける「ArmA」(アームド アサルト)シリーズ最新作「ArmA II」が,GC 2007で初めて公開された。まだα版で,作り込みができていないのが見るものの,まずはそのポテンシャルを感じ取ろう。初公開の情報とムービーは,コチラから確認してもらいたい。
Sony Online Entertainmentが開発中のユニークなオンラインスパイアクション「The Agency」の,プレス向け説明会がGCで行われた。プレイヤーがスパイとなってほかのスパイと戦うというゲームだが,随所に大人っぽい遊び感覚が溢れる,ちょっと毛色の変わったオンラインゲームとなっている。掲載したムービー共々,ぜひチェックしてほしい。
2008年3月の発売に向けて,Funcomが開発中のMMORPG「Age of Conan: Hyborian Adventures」。先日掲載した,クラス/戦闘システムの紹介に続いて,今回は本作のメインフィーチャーの一つである「Siege Warfare」(攻城戦)についてをお届けする。城攻めの様子が分かるムービーも併せて4GamerにUpしたので,さっそくチェックしてほしい。
Sony Online Entertainmentの代表作「EverQuest II」の最新拡張パック,「Rise of Kunark」の直撮りムービーを4GamerにUpした。映っているプレイヤーキャラクターは,この拡張パックでプレイアブルになる,ドラゴン(あるいはトカゲ?)に似た新種族「Sarnak」だ。
Codemastersのブース内シアターで上映されていた「Operation Flashpoint 2」のティザームービーを4Gamerに掲載した。奇襲(Umbush)と題されたこのムービーには,突然敵の攻撃を受けて混乱する兵士達の様子が描かれている。制作発表以来,これといった情報に乏しい本作だが,オペフラファンなら必見だ。
「Microsoft Age of Empires III」の新拡張パック,「Microsoft Age of Empires III: The Asian Dynasties」のプレイムービーを4GamerにUpした。これは,GC 2007のGames for Windowsブースで撮影した,新国家の一つ“日本”でのプレイの模様だ。Ronin Samurai,Hatamoto Samuraiといった独特のユニットのほか,一瞬ではあるがホームシティが見える場面もあるので,ゲーム内で日本がどのように描かれているのか,ぜひ自分の目で確認してみよう。
欧米では2007年秋に発売予定の,「Microsoft Flight Simulator X: Acceleration」のプレイムービーを4GamerにUpした。本作は,人気のフライトシミュレータ「Microsoft Flight Simulator X」の拡張パック。このムービーでは,本作で追加される新機体,F/A-18A HornetとP-51D Mustangでのフライトの模様を見られる。また,ついにDirectX 10に対応しているので,その美しさのほどを確認してみよう。
海賊をモチーフにしたMMORPGということで,ファンから注目されている「Pirates of the Burning Sea」のプロモーション用ムービーを4GamerにUpした。実際のゲーム画面を元に作られたムービーであるため,プレイの雰囲気がよく分かる一本になっている。海賊になってカリブ海を暴れ回りたい人は必見だ。
サービス開始日が延期されてしまってちょっと残念なMMORPG,「Age of Conan: Hyborian Adventures」のGC用プロモーションムービーを4GamerにUpした。血しぶきが盛大に飛び交う重々しい剣戟をメインとした一本なので,その手のものがちょっと苦手という人はご注意を。そうでもないという人は,ぜひダウンロードを。
欧州での発売を9月27日に控え,セガのクローズドベースに展示されていた「SEGA RALLY REVO」のムービーを4GamerにUpした。本作は,1995年のアーケード版登場以来,手軽に楽しめるラリーゲームの代名詞的な存在になったセガラリーシリーズの最新作だ。今回のウリの一つとなっているグラフィックスをムービーでチェックしよう。
GC会場であるライプチヒ・メッセの第3ホール,Electronic Artsのブースでプレイアブル展示が行われていたシリーズ最新作,「SimCity: Societies」の直撮りムービーを4GamerにUpした。「SimCity 4」以来4年ぶりの新作となるSocietiesは,従来作とまったく違ったゲームを追求した一本となった。PC版としてウィル・ライト氏が関与しない初のシムシティでもある。
2006年1月にデモがリリースされたものの,「クオリティアップのため」として再び開発中になっていたFPS「TimeShift」。最近になってようやく発売日が決まるなど,リリースに向けた最終段階になってきた気配だが,GC 2007ではマルチプレイモードを用意してプレイアブル出展されていたので,直撮りムービーをUpした。マルチプレイ可能なFPSを探している人は必見だ。
世界中のMMORPGファンが首を長くして待ち続けている新作,「Age of Conan: Hyborian Adventures」。GC 2007のFuncomブースでは,対人戦専用フィールドにおけるPvPが体験できるようになっていたので,さっそくプレイして,ムービーも撮影してみた。戦士と魔法使いによる乱戦と,気になるUI周りをカメラに収めたので,ぜひチェックしてほしい。